...姉のお絹(きぬ)と賢造(けんぞう)とが何か小声に話していた...
芥川龍之介 「お律と子等と」
...私と他とは巻絹(まきぎぬ)の経緯の如く...
有島武郎 「惜みなく愛は奪う」
...各絹袍を許され烏帽子を着...
伊藤左千夫 「古代之少女」
...お絹も道太が時々気をぬきに来るように...
徳田秋声 「挿話」
...あの当座こそ、二人は外へも出ないで、浮(うわ)ずって暮らしていたが、このごろ、お絹は、小女(こおんな)をつれてちょいちょいと出歩く...
中里介山 「大菩薩峠」
...お絹と面(かお)を合わせるようなことにでもなれば...
中里介山 「大菩薩峠」
...尤(もっと)も多少お手荒く扱われましょうとも、さめたり、破れたりする品とは、品が違いますんでございますが、それに致しましても、冥利(みょうり)というものがございますから、ずいぶんおてやわらかにお願い申したいもんでゲス」そこでお絹が、「ほんとに世間には物好きもあったもんだね、惜しいよ、こんな野郎に、こんな羽織をかぶせて置くなんぞは」といって、二度(ふたたび)、ヤケに金助の羽織を引っぱり廻すと、金助は火のついたように、それを振り払い、「滅相な、もし羽織に怪我でもあらせるようなことになりましては、あの人に済みません」「ばかにしているよ、あの人とはいったい誰のことなの、当節、金公にこの羽織を恵むなんて茶人も、世間にはあるものか知らん」「ところが、その茶人が、あなた様のお知合いの中にあるんでございますから、争われません」「冗談(じょうだん)をお言いでない、わたしの知っている限りで、これだけの羽織を、金公に恵んでやるような度胸の奴は一人もありません」「ところが大有りなんですから、有難いじゃございませんか」「ふ、ふ、ふ、お前には綿銘仙(めんめいせん)の羽織か、双子(ふたご)の綿入あたりが相当しているよ、どこのおたんちんが、こんなゾロリとしたお仕着(しきせ)を、ほかならぬ金公にかぶせてやる奴があるものか」「ところが現在ごらんの通り、その外(ほか)ならぬ金公なるものが、こうしてゾロリとしたやつを着込んでいらっしゃるんだから争われませんや、あやかりたいと思召(おぼしめ)しませんか」顎(あご)を撫でて、頭をぬっとお絹の前に突き出したものだから、お絹が、「この野郎」と言って、ピシャリと金公のそりたての頭をなぐりました...
中里介山 「大菩薩峠」
...お絹は、この少年とも、少しの間、生活を共にしたことはあるのです...
中里介山 「大菩薩峠」
...中には絹帽(シルクハット)が一つ...
夏目漱石 「野分」
...他人の品吉さんがあの可愛らしいお絹さんの聟になるのは...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...居あはせたる美登利みかねて我が紅(くれない)の絹はんけちを取出(とりいだ)し...
樋口一葉 「たけくらべ」
...紅絹(もみ)の袋をかぶせた二尺ばかりの高さの伏籠が置いてあって...
久生十蘭 「春の山」
...絹子はといえば、その間黙ったまま、彼の肖像でも描こうとするかのように、熱心に彼を見つめていた...
堀辰雄 「聖家族」
...夫人もまた絹子と同じやうに扁理を愛してゐるかのやうに...
堀辰雄 「聖家族」
...あるいは巻き絹などと差があった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...いいえとお絹が、T「天狗様の御祟りが怖しうて……」困ったなァと六助...
山中貞雄 「武蔵旅日記」
...背面より絹製の帯締(おびじめ)を以て絞殺され...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
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