例文・使い方一覧でみる「絶する」の意味
スポンサーリンク...神仏の信仰までを根絶するに至らん」と詰問する者あらんも... 
井上円了 「おばけの正体」
...天下に冠絶すると云ふものもあらむ...
大町桂月 「遊羽雜感」
...その天は人間の想像を絶するやうな大樹の枝にとまつてゐるのではなく...
薄田泣菫 「独楽園」
...はっきり拒絶する...
高見順 「いやな感じ」
...帝国大学でも今後一切陸軍の依託学生の修学を拒絶する他はない...
辰野隆 「浜尾新先生」
...歴史の原理的な支配を徹底的に拒絶することを意味し...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...当時においては想像を絶する大規模の管弦楽の創作を企て...
野村胡堂 「楽聖物語」
...男は拒絶するようにいった...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...言語に絶するものであることも...
火野葦平 「花と龍」
...その優しさ！ それは威力（ゐりよく）に比べてどれ程大きな力があることか！ 私にはセント・ジョンの怒りを拒絶することは出來た...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...玉にあたつて悶絶するところなんかは素晴らしいもんだよ...
牧野信一 「舞踏会余話」
...私の目の黒い中（うち）は『お蝶夫人』をスカラ座で上演することを拒絶する...
三浦環 「お蝶夫人」
...いやこういう申出を貴族に対して拒絶することは...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...立直る第一はおみやの誘惑を拒絶することだ...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...自活を余儀なくされた能役者の困惑は言語に絶するものであった...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...困難言語に絶するものがあった...
吉川英治 「三国志」
...言語に絶するものがあったに違いない...
吉川英治 「随筆 新平家」
...我々の心は彼の苦悩に同感することを拒絶する...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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