例文・使い方一覧でみる「結する」の意味
スポンサーリンク...古來密集生活を營んで來た文化的性格から部落中心に團結する傾向が強い... 
石原莞爾 「新日本の進路」
...彼は政教の以て人心を凝結するに必要なるを知れり...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...次に之から帰結するのは...
戸坂潤 「範疇としての空間に就いて」
...吾々の佐渡新潟にかけての大講演旅行なるものが完結するのである...
戸坂潤 「『唯研ニュース』」
...兄さんの劇詩はどんな風に完結するんです？」と...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...事実はそれ自体で完結する...
豊島与志雄 「ものの影」
...駒田は現在『丸円新聞』に連載せられている清岡の小説がほどなく半月くらいで完結する見込なので...
永井荷風 「つゆのあとさき」
...即ちほとんど零度で凍結するのである...
中谷宇吉郎 「雨を降らす話」
...水蒸気はその水面から蒸発して自然の対流で上方へ昇って銅板の面に凝結するのである...
中谷宇吉郎 「雪を作る話」
...その連結したものをまた二年乙組に連結する事が出来なかったのである...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...一つの姿勢に凝結する図が浮ぶ...
原民喜 「火の子供」
...事実についての結論に終結する...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論（人性論）」
...事物の存在や事物の諸性質の存在についての結論に終結する...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論（人性論）」
...何日も計画を練り続けていたんだが、ついに完結する...
フレッド・Ｍ・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部秘話」
...そしてそれは完結することのないものである...
三木清 「西田先生のことども」
...智馬をして空しく無識の販馬商（うまうり）の鞍下に羸死（つかれし）せしめぬよう冀望（きぼう）を述べてこの章を終結する...
南方熊楠 「十二支考」
...そこで鶏卵は何故にスープや珈琲（こーひー）のアクを取るやというのは」中川「玉子の蛋白質は熱に逢うと凝結（ぎょうけつ）するから流動物と混ぜて熱を加えると流動物中の固形物や汚塵（おじん）を引包んで凝結する...
村井弦斎 「食道楽」
...提結する聯盟するといっても...
吉川英治 「新書太閤記」
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