例文・使い方一覧でみる「経て」の意味


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...歳月を経て崩れおちそうになっている...   歳月を経て崩れおちそうになっているの読み方
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「ウェストミンスター寺院」

...二回の大革命を経て...   二回の大革命を経ての読み方
高木敏雄 「比較神話学」

...上奏を経て周の罪を再審することになったが...   上奏を経て周の罪を再審することになったがの読み方
蒲松齢 田中貢太郎訳 「成仙」

...もう少し経てば、さういふことも出来ますが、今では――」「お子さんがあるんでせう?」「え、二人あります――」BにはKの生活もはつきりとわかつて来たやうな気がした...   もう少し経てば、さういふことも出来ますが、今では――」「お子さんがあるんでせう?」「え、二人あります――」BにはKの生活もはつきりとわかつて来たやうな気がしたの読み方
田山録弥 「犬」

...かの女の顔にも艱難を経て来たもののみが知ることの出来る恋の満足が歴々(あり/\)と覗かれた...   かの女の顔にも艱難を経て来たもののみが知ることの出来る恋の満足が歴々と覗かれたの読み方
田山録弥 「山間の旅舎」

...世界大戦後の社会思想の訓練を多少とも常識として経て来ているばかりではなく...   世界大戦後の社会思想の訓練を多少とも常識として経て来ているばかりではなくの読み方
戸坂潤 「最近日本の科学論」

...アリストテレスからホラティウスを経てボアロー・デプレオーに至るまでの「詩学」なるものは...   アリストテレスからホラティウスを経てボアロー・デプレオーに至るまでの「詩学」なるものはの読み方
戸坂潤 「文芸評論の方法について」

...古風な教養を経てもなお民衆から離れずに...   古風な教養を経てもなお民衆から離れずにの読み方
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」

...南北朝以来戦乱永く相つぎ人心諸行無常(しょぎょうむじょう)を観ずる事従つて深かりしがその厭世(えんせい)思想は漸次時代の修養を経てまづ洒脱(しゃだつ)となり次(つい)で滑稽諧謔に慰安を求めんとするに至れり...   南北朝以来戦乱永く相つぎ人心諸行無常を観ずる事従つて深かりしがその厭世思想は漸次時代の修養を経てまづ洒脱となり次で滑稽諧謔に慰安を求めんとするに至れりの読み方
永井荷風 「江戸芸術論」

...一年経てば蟲(むし)のように殺してしまった殿様...   一年経てば蟲のように殺してしまった殿様の読み方
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」

...規定どおり書類が正しい道を経てくるならば...   規定どおり書類が正しい道を経てくるならばの読み方
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」

...五 女史の訃音(ふおん)それより数日(すじつ)を経て翌二十年五月二十五日公判開廷の際には...   五 女史の訃音それより数日を経て翌二十年五月二十五日公判開廷の際にはの読み方
福田英子 「妾の半生涯」

...どのくらい経てばラルフが正体を公表し...   どのくらい経てばラルフが正体を公表しの読み方
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」

...斎も慊堂も既に退隠後年を経てゐた...   斎も慊堂も既に退隠後年を経てゐたの読み方
森鴎外 「伊沢蘭軒」

...山高帽子と共に付近派出所を経て警察署に届出たので...   山高帽子と共に付近派出所を経て警察署に届出たのでの読み方
夢野久作 「少女地獄」

...ほど経て、静かな跫音(あしおと)がしてきた...   ほど経て、静かな跫音がしてきたの読み方
吉川英治 「親鸞」

...三代の手を経て編纂(へんさん)されたものというから...   三代の手を経て編纂されたものというからの読み方
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」

...ようやく年を経て...   ようやく年を経ての読み方
吉川英治 「宮本武蔵」

「経て」の書き方・書き順

いろんなフォントで「経て」


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