...Aさんの主張は紛れもない事実に基づいている...
...彼女の美しさは紛れもない...
...私たちのチームは紛れもない勝利をおさめた...
...彼の過去の犯罪歴は紛れもない事実だ...
...紛れもない真実を言ってくれてありがとう...
...紛れもない沙金(しゃきん)である...
芥川龍之介 「偸盗」
...紛れもない私の演説でございますが...
薄田泣菫 「茶話」
...内容から云えば盲人が主人公であることは紛れもないので...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...不義の制裁を受けて殺されようとした女に紛れもないのです...
中里介山 「大菩薩峠」
...先代弾正の筆に紛れもない...
中里介山 「大菩薩峠」
...こちらへお出(い)でなさいませ」声は紛れもない足の下...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...紛れもない一匹の鼠の文身...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「あれだ」紛れもない...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...お前の手で正眞正銘紛れもない眞物の下手人が擧げられたらどうするつもりだ」「そんな具合になれば...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...紛れもないお新の声ではありませんか」「――」「私は手燭(てしょく)もつけずに...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...押し開くと中は紛れもないお通の手で...
野村胡堂 「天保の飛行術」
...紛れもない町人姿にして出してやった日下部欽之丞が...
野村胡堂 「芳年写生帖」
...「山木がやったということはもう紛れもないことなんだ...
久生十蘭 「魔都」
...場所柄が場所柄だけに、あまり異様で加十もゾッと縮み上ってしまったが、つくづくと耳を澄ますと、ああ、それこそは、紛れもない、洒脱軽妙な王様の声だった...
久生十蘭 「魔都」
...紛れもない総監のシルエットだったのである...
久生十蘭 「魔都」
...マホメット教を世界ぢゆうにひろめようと目論んでゐることだけは紛れもない事實で...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「狂人日記」
...あなたはとても勇敢ですな」最後の言葉は紛れもない脅しだ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部秘話」
...それは紛れもない事実だけれども...
山本周五郎 「季節のない街」
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