...気兼すること無しに飲酒を調節することが出来る...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...皆はその暑さを調節するのに...
薄田泣菫 「茶話」
...荒川放水路の水量を調節する近代科学的閘門(こうもん)の上を通って土手を数町川下へさがると右にクラブハウスがあり左にリンクが展開している...
寺田寅彦 「ゴルフ随行記」
...現在のシーンの効果を支配し調節するということができるとすれば...
寺田寅彦 「ラジオ・モンタージュ」
...今後は酒を節すると誓い...
豊島与志雄 「浅間噴火口」
...「煙草を節するには...
豊島与志雄 「条件反射」
...朝飯(あさめし)を節するがため褥中に書を讀み...
永井荷風 「荷風戰後日歴 第一」
...そこで素材を使うべき場合には相当限定をして置いてあとはこの自家製木炭で調節するようには出来ないものか...
中里介山 「百姓弥之助の話」
...自分の言葉を調節する余裕を有(も)たなかった...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...昔から称呼される「謡いもの」に符節するのだ...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...受刑者のちょうど口のなかに入るようにたやすく調節することができます...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「流刑地で」
...ただこれを節するの緊要なるを知らしむるのみ...
福沢諭吉 「経世の学、また講究すべし」
...詰(つま)り生涯の根気でそろ/\自(みず)から節するの外(ほか)に道なしと決断したのは...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...天使は僕の夢をよく見拔いてゐて、それを調節する...
堀辰雄 「死の素描」
...眼鏡の視度を調節する輪を...
牧野信一 「「悪」の同意語」
...風雨を節するなり...
南方熊楠 「十二支考」
...わたしが自分の生と死とを調節するにあたって慰めとも力ともなるような・われをして健(すこ)やかなる森の中を逍遙せしめ・賢者と徳人とにふさわしきことを教うる・(ホラティウス)書物だけである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...(c)だがそれは霊魂を調節することにほかならず...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
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