...私はその本の第二義的な意味を理解しています...
...彼女は第二義的な意味を含むコメントを残しました...
...この言葉の第二義的な意味を深く掘り下げて考えてみましょう...
...漢字の第二義にも注目しなければならない...
...試験に出るかもしれない第二義的な意味を忘れずに勉強しておきましょう...
...外交・財政は第二義的価値を有するに過ぎざるも...
石原莞爾 「戦争史大観」
...ここで特に為政者に深く考えてもらいたいことは芸術においては国際性というものはむしろ第二義の問題だということである...
伊丹万作 「映画と民族性」
...また私達は第二義的の低級な面白さに引寄せられてはならない...
田山録弥 「心の階段」
...すべて第二義的で...
田山録弥 「脱却の工夫」
...俳優が第二義で監督次第でどうにでもなるという言明の真実さが証明されている...
寺田寅彦 「映画雑感(3[#「3」はローマ数字、1-13-23])」
...無用な狐疑(こぎ)や第二義的な些末な考査からやり惜しみをするということが...
寺田寅彦 「学位について」
...顔の相似を決定すべき主要な本質的の点で似ているのでなくて第二義以下の枝葉の点で似ているに過ぎないだろうと思われる...
寺田寅彦 「自画像」
...第一義と第二義を判別し...
寺田寅彦 「徒然草の鑑賞」
...第二義的な問題だ...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...それに第二義的なものをくっつけると...
豊島与志雄 「戯曲を書く私の心持」
...まだ第二義的なものに過ぎなかった...
豊島与志雄 「理想の女」
...それらはむしろ第二義的のものであろう...
中谷宇吉郎 「清々しさの研究の話」
...普通の小説の面白味は篇中人物の意見(オピニオン)で左迄に支配されないからそんな事は第二義第三義に落ちて仕舞ふのである...
夏目漱石 「「額の男」を讀む」
...それが奪われるまでは第二義的であっても...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...少なくもそれらのことは第二義的なものとして後方へおしやられる...
平林初之輔 「「陰獣」その他」
...それ以外の修業はみな第二義的で余計なものと考えたからである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...此の生命へでないとすればその芸術は第二義以下である...
山村暮鳥 「小川芋銭」
...――家康の立場は第二義に措(お)くがいい...
吉川英治 「新書太閤記」
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