...彼はロオマの詩人たちにも遜(ゆづ)らない第一流のジヤアナリストだつた...
芥川龍之介 「続西方の人」
...地震學(ぢしんがく)の理論(りろん)並(ならび)に應用(おうよう)に關(かん)した學問(がくもん)に於(おい)てわが國(くに)第一流(だいゝちりゆう)の專門家(せんもんか)を網羅(もうら)したものであつた...
今村明恒 「地震の話」
...東京第一流の牛肉店也...
大町桂月 「梅の吉野村」
...第一流の学者として...
薄田泣菫 「茶話」
...江戸時代の第一流といわれた鳥料理店では...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...当時東京で第一流店主人に話して...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...優に明治第一流の元勲たる名誉を要求し得可し...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...兎も角第一流の天才として數へることが出來る人だと思ひますので...
内藤湖南 「大阪の町人學者富永仲基」
...池田町にこの第一流の天才...
内藤湖南 「大阪の町人學者富永仲基」
...江戸においての第一流の名ある剣客であった...
中里介山 「大菩薩峠」
...料亭は東京の第一流にまで昇格した...
中谷宇吉郎 「北海道開発に消えた八百億円」
...第一流の場所だったのです...
野村胡堂 「笑う悪魔」
...一時は場末稼ぎのこの一座が本席第一流の講談落語を不入りにさせてしまつたと云ふのだから...
正岡容 「寄席風流」
...そのころ若林蔵(わかばやしかんぞう)子を始めとして当時の速記界の第一流人が挺身...
正岡容 「我が圓朝研究」
...本を讀むにも第一流の哲學者の書いたものを讀むといふことは...
三木清 「哲學はどう學んでゆくか」
...九州で出来る竹細工としては第一流の列に入るものでありましょう...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...自分の知る限りに於て第一流の猫学者である...
柳田國男 「どら猫観察記」
...第一流の名人が演じても...
夢野久作 「能ぎらい/能好き/能という名前」
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