...最も頭の大きい奴が第一流の俳優になる...
石川啄木 「散文詩」
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内田魯庵 「八犬伝談余」
...この三人が幹事となって文壇各方面の第一流と目される名士を毎月案内して会合した...
内田魯庵 「美妙斎美妙」
...日光の華嚴を第一流の瀑布とすれば...
大町桂月 「冬の榛名山」
...第一流の料理店で食事を共にします...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...吾に放(ほしいまま)にせしむ第一流」と...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...流石に第一流の國士たる品位は備はりて侵かし難く...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...伊藤侯は政治家としては当今第一流の人物なれども...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...優に明治第一流の元勲たる名誉を要求し得可し...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...しかし第一流の貴族は必ず天子宰相になるとも限らない...
内藤湖南 「概括的唐宋時代觀」
...当時新橋(しんばし)第一流の名花と世に持囃(もてはや)される名古屋種(なごやだね)の美人なぞに目をくれるのではない...
永井荷風 「妾宅」
...ナブウ神の熱烈(ねつれつ)な讃仰者(さんぎょうしゃ)で当時第一流の文化人たる大王にしてみれば...
中島敦 「文字禍」
...われは第一流の大画工である...
夏目漱石 「草枕」
...第一流の場所だったのです...
野村胡堂 「笑う悪魔」
...ヨーロッパ第一流(だいゝちりゆう)のものに比(くら)べてけっして劣(おと)らないといはれてをります...
濱田青陵 「博物館」
...常磐津林中(ときわずりんちゅう)などとともに第一流の人物に仲間入りをしていた彼...
正岡容 「圓朝花火」
...御歌所とてえらい人が集まる筈も無く御歌所長とて必ずしも第一流の人が坐るにもあらざるべく候...
正岡子規 「歌よみに與ふる書」
...第一流の名人が演じても...
夢野久作 「能とは何か」
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