...A社とは競争者であるが、共同事業も行っている...
...競争者を意識して、常に商品改良に取り組んでいる...
...競争者に勝つためには、市場動向を常に追う必要がある...
...競争者が倒産したため、市場シェアを拡大できた...
...競争者との価格競争に巻き込まれないよう、独自の付加価値を生み出すことが大切だ...
...容易ならない競争者が現れた事を知ったと見えて...
芥川龍之介 「素戔嗚尊」
...彼女は競争すべからぬ関係の競争者に対してみごとに勝利を得てしまった...
有島武郎 「或る女」
...動物は人間の競争者になるだらう...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...それが私にとつてうるさい競争者であつたところで...
薄田泣菫 「独楽園」
...ところがまたそれにも競争者が現れるといった具合で年中セリ合って闘っている...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...他に有力な競争者があつたのにも拘らず...
武田麟太郎 「一の酉」
...その恋せる女を競争者の手から父親の手に移したことは尠(すくな)くとも愉快であった...
田山花袋 「蒲団」
...競争者を追払ってずる/\にピンの押入聟(むこ)となった訳(わけ)である...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...しかし何しろ競争者(あいて)がしょっちゅう運動しとるのだから例のも思い切って撒(ま)かんといけない...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...彼らを自分の競争者...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...敵や競争者を許さなかったのはもちろんのこと...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...彼女には一人の競争者があり...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...このコンクールは群小競争者を簡単に振(ふる)い落して...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...大川には有力な競争者が現われたのである...
浜尾四郎 「黄昏の告白」
...同族は一人残らず互いに皇位をめざす競争者ですが...
久生十蘭 「淪落の皇女の覚書」
...事務所の書記やあらゆる種類の商業や自由職業の競争者の間では...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...同じ役目をほしがる二人の競争者の選択をお願い申した...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...其経済雑誌が世上の歓待する所となりて、書生も読み、官吏も読み、実業家も読み、羽なくして四海に飛び、競争者を圧し、反対家を倒し、声望隆々として旭日(きよくじつ)の如き勢を呈せしは明治十五六年より同十八九年の交に在りき...
山路愛山 「明治文学史」
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