...お客様をもてなす際は、端居にお座りください...
...端居に座りながら、お茶やお菓子をいただくのが、日本の文化です...
...穏やかな気分になりたいときは、端居に腰を下ろして深呼吸をするといいですよ...
...端居は、ゲストをもてなす際のマナーです...
...端居に座って、四季の移り変わりを眺めるのも、素敵な過ごし方です...
...椽端(えんがわ)に端居(はしい)して...
巌谷小波 「こがね丸」
...一夜明けて忽(たちま)ち秋の扇かなよく見たる秋の扇のまづしき絵庭石に蚊遣(かやり)置かしめ端居(はしい)かなつくばひに廻(まわ)り燈籠(どうろ)の灯影(ほかげ)かな九月九日 水竹居招宴...
高浜虚子 「五百五十句」
...炎天や額(ひたい)の筋の怒(いか)りつつ用ゆれば古籐椅子(とういす)も用を為(な)す端居(はしい)しぬ主まうけにくたびれて七月九日 七宝会...
高浜虚子 「六百句」
...薄暮の縁側の端居(はしい)に...
寺田寅彦 「映画の世界像」
...庭さき近く端居(はしい)して...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
......
内藤鳴雪 「鳴雪句集」
...描けども成らず」と椽(えん)に端居(はしい)して天下晴れて胡坐(あぐら)かけるが繰り返す...
夏目漱石 「一夜」
...どんなにお前方の來るのを待つたことか――」さう言つて端居に出て來たのは...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...端居に朝のすがすがしさを楽しむ平次は...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...ゆくりなく御腰掛の端居(はしい)で出逢(であ)い...
久生十蘭 「鈴木主水」
...「腰掛の端居で、忍び逢ったというのは、本当か」「はい」「扇を遣わしたというのも」「ご存分に遊ばして」下座から寿仙という幇間が飛びだしてきた...
久生十蘭 「鈴木主水」
...君まさぬ端居やあまり数多き星に夜寒を覚えけるかな夫の留守を一人縁に出て涼んでゐたが...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...二階の縁端(えんさき)に端居(はしい)しながら...
二葉亭四迷 「浮雲」
...端居(はしい)して夜風を待つのが唯一つの楽しみらしかった...
吉川英治 「黒田如水」
...縁先に端居(はしい)している師の永徳に...
吉川英治 「新書太閤記」
...縁(えん)の端居(はしい)に蚊やりの榧(かや)をいぶしていた...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...かこち顔な見張の端居(はしい)...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...端居(はしい)して畏(かしこ)まっていた...
吉川英治 「宮本武蔵」
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