...お客様をもてなす際は、端居にお座りください...
...端居に座りながら、お茶やお菓子をいただくのが、日本の文化です...
...穏やかな気分になりたいときは、端居に腰を下ろして深呼吸をするといいですよ...
...端居は、ゲストをもてなす際のマナーです...
...端居に座って、四季の移り変わりを眺めるのも、素敵な過ごし方です...
...椽端(えんがわ)に端居(はしい)して...
巌谷小波 「こがね丸」
...つくばひのよく濡(ぬ)れてをる端居(はしい)かな昭和六年六月十六日水無月(みなづき)会大会...
高浜虚子 「五百句」
...一夜明けて忽(たちま)ち秋の扇かなよく見たる秋の扇のまづしき絵庭石に蚊遣(かやり)置かしめ端居(はしい)かなつくばひに廻(まわ)り燈籠(どうろ)の灯影(ほかげ)かな九月九日 水竹居招宴...
高浜虚子 「五百五十句」
...端居(はしい)して垣の外面(とのも)の世を見居る七月二十七日 「玉藻十句集(第十八回)」晩涼や謡の会も番すゝみ八月二十一日 あるじ慰問...
高浜虚子 「五百五十句」
...炎天や額(ひたい)の筋の怒(いか)りつつ用ゆれば古籐椅子(とういす)も用を為(な)す端居(はしい)しぬ主まうけにくたびれて七月九日 七宝会...
高浜虚子 「六百句」
...薄暮の縁側の端居(はしい)に...
寺田寅彦 「映画の世界像」
...庭さき近く端居(はしい)して...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
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内藤鳴雪 「鳴雪句集」
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内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...ゆくりなく御腰掛の端居(はしい)で出逢(であ)い...
久生十蘭 「鈴木主水」
...「腰掛の端居で、忍び逢ったというのは、本当か」「はい」「扇を遣わしたというのも」「ご存分に遊ばして」下座から寿仙という幇間が飛びだしてきた...
久生十蘭 「鈴木主水」
...目に沁みてしようがねえ」例の鼻寺の方丈に端居(はしい)して...
吉川英治 「江戸三国志」
...端居(はしい)して夜風を待つのが唯一つの楽しみらしかった...
吉川英治 「黒田如水」
...……廉子(やすこ)か、その声は」「はい」「いつ、そこに」「お驚かせしてはと怺(こら)えて、さっきから暗い所で、じっと端居して、おはなしのすむのをお待ちしておりました」「なぜ、はいって来ぬ...
吉川英治 「私本太平記」
...端居(はしい)して出迎えている...
吉川英治 「新書太閤記」
...端居(はしい)していた侍たちだの...
吉川英治 「親鸞」
...蔀(しとみ)の下近く端居(はしい)したまま夜半(よなか)の冷たいものがじっとりと五(いつ)つ衣(ぎぬ)の裳(もすそ)と法衣(ころも)の袖に重たくなるのも忘れ果てて...
吉川英治 「親鸞」
...端居(はしい)して畏(かしこ)まっていた...
吉川英治 「宮本武蔵」
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