...すこし席を譲って貰って一番端っこに腰を下すと...
石川欣一 「比島投降記」
...トラックの端っこが引っかけたんだ」丹尾は笑おうとしたが...
梅崎春生 「幻化」
...彼のほうでも籐椅子の端っこへ腰をおろしたが...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...端っこを少しのぞかせておいてくれる...
豊島与志雄 「復讐」
...妙子の寝台の端っこに立って...
野村胡堂 「新奇談クラブ」
...もう一度妙子の寝台の端っこに登って...
野村胡堂 「新奇談クラブ」
...辰蔵が本当に手拭の端っこへたの字を書いたかどうか...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...端っこを割いた証拠だ」九「親分...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...お役に立てば何でもやりますよ」七平は縁側の端っこへ出て...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...この字は誰の筆蹟(て)だえ」平次は土の中から出た大福帳の端っこを見せました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...端っこの方に居た女主人のお兼を始めとして十三人...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...その紙の端っこの方に...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...その端っこには倉庫があって材木がしまわれていた...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...人生の端っこに起こる事件からとってきたものであるというのであります...
平林初之輔 「ブリユンチエールの言葉について」
...グライドは遂に建物にたどりつくと、ぐるりと回り、端っこに行った...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「悪の帝王」
...この端っこのから行きましょうか...
山川方夫 「恐怖の正体」
...どこへ行ってたのさ」「東京の端っこのね...
山川方夫 「待っている女」
...最初に掘り返した下積みの土の端っこに...
夢野久作 「いなか、の、じけん」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??