...トラックの端っこが引っかけたんだ」丹尾は笑おうとしたが...
梅崎春生 「幻化」
...健は一ばん端っこの子豚のいるところへ走った...
壺井栄 「大根の葉」
...端っこの隅の卓で...
豊島与志雄 「擬体」
...端っこには、紛れもなく、墨で書いたたの字...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...もっとも綱の端っこは俺が行く前に板の下から抜いておいたんだが――」「何だって主人を殺す気になったんでしょう」「自分より年下の手代が...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...外神田一円と下谷(したや)浅草の端っこだけ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...――畑の端っこに...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...この字は誰の筆蹟(て)だえ」平次は土の中から出た大福帳の端っこを見せました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...その端っこの方には...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...楊弓の端っこをつまみ上げました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...白木の箱の上――端っこの方には塔の入口の扉と同じように...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...端っこの二ヶ所は水へ落ちる覚悟でなきゃ切れない...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...その端っこには倉庫があって材木がしまわれていた...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...……あたしの部屋は備前堀の側の庭に向いた端っこで...
久生十蘭 「魔都」
...――「もうおおかた端っこのとこでさ」「端っこのところだって!」と...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「黄金虫」
...廊下の端っこにある」レックミア侍従がお礼をモゴモゴ言って...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...モートン氏を英国の端っこへ野暮用で追っ払いました...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「鉄面皮」
...客車の後部が端っこに見える...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「見えざる力」
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