...すこし席を譲って貰って一番端っこに腰を下すと...
石川欣一 「比島投降記」
...世界の端っこか知らんと思いました...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...彼のほうでも籐椅子の端っこへ腰をおろしたが...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...妙子の寝台の端っこに立って...
野村胡堂 「新奇談クラブ」
...下水の端っこに踞(しゃが)んだ八五郎の...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...端っこには、紛れもなく、墨で書いたたの字...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「その小判を入れた竹筒の長さはどれほどあったんだ」「置床(おきどこ)の端っこの臍(へそ)へ立てて...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...材木の端っこまで乗出して水の中を眺めました」「…………」「泳ぎの自慢な旦那でした...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...大福帳の端っこを鋏(はさみ)で切ったのじゃないか...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...その端っこの方には...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...水で濡(ぬ)らした長い紐の端っこを絡(から)むと...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...――その手拭の端っこを持って...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...川へ乗出した一番端っこの...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...室の端っこの、なんとなく怖いような気のする一つの角に、八フィートか十フィートくらいの四角い囲いがあって、そのなかには、私たちの校長である尊師ブランスビイ博士の「祈祷(きとう)時間中」の聖室(サンクタム)があった...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「ウィリアム・ウィルスン」
...「お前はその枝の端っこのところまで行ったと言うのか?」「もうじき端っこでがすよ...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「黄金虫」
...グライドは遂に建物にたどりつくと、ぐるりと回り、端っこに行った...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「悪の帝王」
...モートン氏を英国の端っこへ野暮用で追っ払いました...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「鉄面皮」
...どこへ行ってたのさ」「東京の端っこのね...
山川方夫 「待っている女」
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