...研究の立脚地はこの論文にある...
...政策の立脚地を見直す必要がある...
...彼は自分が立脚地を持っていないことを自覚している...
...プレゼンの立脚地があやふやだったため、説得力を持っていなかった...
...立脚地が不十分な議論は説得力に欠ける...
...高調の方面を異にする點に於いてトルストイの立脚地と對立する...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...則天去私の立脚地に立つ新しい文學論を大學で講じてもいゝと云つてゐられたさうだ...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...あらゆる道を求むる者の立脚地は當然に個人主義でなければならない...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...この二つのものの相互作用によつて新たなる立脚地(Synthese)に到達することである...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...この二つのものが更に高き立脚地に於いて調和の地を持つことを信ずる點に於いて...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...現在あるがまゝの自己を自由に流露させるもの――換言すればテーゼの立脚地に安んじて前進の努力によつて衝動せられざる生活は「自然」である...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...俺は幸福説の立脚地に立つて嚴肅説や直覺説を非難し...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...故にこの立脚地に在る限り...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...将来に於ける我々の立脚地は国民である...
大隈重信 「〔憲政本党〕総理退任の辞」
...我輩は経済上の立脚地より観て...
大隈重信 「世界平和の趨勢」
...以て著者の立脚地を明かにせざる可からず...
高木敏雄 「比較神話学」
...更にその立脚地を広大にせざる可からず...
高木敏雄 「比較神話学」
...もし人情なる狭(せま)き立脚地に立って...
夏目漱石 「草枕」
...自己の立脚地を知るの便宜(べんぎ)になる...
夏目漱石 「作物の批評」
...学問の根底たる立脚地を離るるのを深く陋劣(ろうれつ)と心得た...
夏目漱石 「野分」
...ドイツにはこう云う立脚地を有している人の数がなかなか多い...
森鴎外 「かのように」
...逍遙は迷惑して立脚地なし...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...ここに来て始て己の立脚地がぐらついて来たぞ...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
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