例文・使い方一覧でみる「立ち迷う」の意味


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...もやもやと胸の中に立ち迷うばかりで...   もやもやと胸の中に立ち迷うばかりでの読み方
有島武郎 「或る女」

...先(せん)のうち自家でお前がこしらえたほど味は良くなかったけれど久しぶりに女気がそこらに立ち迷うていて...   先のうち自家でお前がこしらえたほど味は良くなかったけれど久しぶりに女気がそこらに立ち迷うていての読み方
近松秋江 「うつり香」

...手に取り上げて見るとお宮と一緒にいるような薫(かお)りの高い香水の匂(にお)いが立ち迷うている...   手に取り上げて見るとお宮と一緒にいるような薫りの高い香水の匂いが立ち迷うているの読み方
近松秋江 「うつり香」

...そばへ寄れば香水の香の立ち迷う...   そばへ寄れば香水の香の立ち迷うの読み方
徳冨蘆花 「小説 不如帰」

...橋の上に立ち迷う...   橋の上に立ち迷うの読み方
永井荷風 「深川の唄」

...道の真中に立ち迷うて...   道の真中に立ち迷うての読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...罵(ののし)り噪(さわ)いで立ち迷う...   罵り噪いで立ち迷うの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...いま身震いして立ち迷うているムク犬の前に...   いま身震いして立ち迷うているムク犬の前にの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...殺された魂魄(たましい)が煙の如く立ち迷うて...   殺された魂魄が煙の如く立ち迷うての読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...立ち迷う狭霧の奥から...   立ち迷う狭霧の奥からの読み方
中村清太郎 「ある偃松の独白」

...立ち迷う雲烟の衣に...   立ち迷う雲烟の衣にの読み方
中村清太郎 「ある偃松の独白」

...立ち迷うものである...   立ち迷うものであるの読み方
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」

...まばら木立ちに立ち迷う霧の残兵を追って...   まばら木立ちに立ち迷う霧の残兵を追っての読み方
細井吉造 「二つの松川」

...立ち迷う夕霞の世界へ青銀色の光の雨を投げ交ぜて...   立ち迷う夕霞の世界へ青銀色の光の雨を投げ交ぜての読み方
吉川英治 「剣難女難」

...徒(いたず)らに眼に沁みて立ち迷う...   徒らに眼に沁みて立ち迷うの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...立ち迷うている間にふと縁先の蚊遣(かや)りの燃え残っているのが眼についた...   立ち迷うている間にふと縁先の蚊遣りの燃え残っているのが眼についたの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...ここに立ち迷うて居りました』『お身は...   ここに立ち迷うて居りました』『お身はの読み方
吉川英治 「新編忠臣蔵」

...立ち迷うけむりは...   立ち迷うけむりはの読み方
吉川英治 「梅里先生行状記」

「立ち迷う」の読みかた

「立ち迷う」の書き方・書き順

いろんなフォントで「立ち迷う」


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