...すぐに又立ち直ると...
芥川龍之介 「南京の基督」
...これでまず何とか立ち直るだろう...
海野十三 「街の探偵」
...精神的眩暈(めまい)からしばらくは立ち直ることができなかった...
高見順 「如何なる星の下に」
...きっと明朗に立ち直る...
太宰治 「春の盗賊」
...之まででも或る程度まで社会的役割に於て立ち直ることが出来る筈だったのだ...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...彼等は今度の整理で市の財政が立ち直るなどとは夢にも信じてはいない...
戸坂潤 「社会時評」
...あなたは再び仕合わせになるとともにまた正道に立ち直るでしょう...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...宇津木の方も兵馬様の代になれば立ち直ることでござんしょう」「お松さんという子は...
中里介山 「大菩薩峠」
...当分立ち直ることが出来ないだろう...
中谷宇吉郎 「鳥井さんのことなど」
...こんな目に会った女性たちはどう立ち直るんだろうな...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「謎の四つ指」
...やがてその傷みから立ち直る生活の力...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...諸氏が立ち直るための諸条件を一点に要約した言葉であると私は思う...
三好十郎 「恐怖の季節」
...おれが立ち直ることを信じていて呉れた...
山本周五郎 「落ち梅記」
...立ち直る暇もなく...
山本周五郎 「ちくしょう谷」
...西沢が侍らしい侍に立ち直ることが...
山本周五郎 「ちくしょう谷」
...すぐ立ち直ることもできず...
吉川英治 「三国志」
...ふたたび立ち直る勇気もないらしい...
吉川英治 「神州天馬侠」
...立ち直ると、刀を振りかぶった...
吉川英治 「宮本武蔵」
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