...まだに木標のみにて石塔が立ち居らず...
大町桂月 「豐島ヶ岡」
...眼前に舞い下るに呆(あき)れ立ち居ると...
南方熊楠 「十二支考」
...身体流汗毛髪皆立ち居る様子...
南方熊楠 「十二支考」
...全身火燃え立ち居る大きな鶏が...
南方熊楠 「十二支考」
...」「予といずれが際立ち居るか...
室生犀星 「お小姓児太郎」
...車を降りて立ち居られ候高島田の姿を...
森鴎外 「独身」
...彼女の立ち居があまりに乱暴で...
山本周五郎 「雨あがる」
...立ち居や口のききかたは...
山本周五郎 「その木戸を通って」
...立ち居のおちついた...
山本周五郎 「つばくろ」
...そのほか立ち居につけ起き臥(ふ)しにつけ...
山本周五郎 「日本婦道記」
...由紀の立ち居を見る眼がどこやら尖(とが)ってきたし...
山本周五郎 「日本婦道記」
...立ち居の姿に下町ふうの嬌(なま)めかしさと...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...立ち居も楽になりましたし...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...立ち居もおっとりしていたし...
山本周五郎 「山彦乙女」
...人の立ち居のけはいはするが...
山本周五郎 「山彦乙女」
...来てみると、どこを見物させるわけでもなく、毎日のように髪や肌のていれをさせられたり、化粧のしかた、立ち居の作法、言葉の訛(なま)りをなおすこと、など、およそ心外なことばかりやらされた...
山本周五郎 「山彦乙女」
...立ち居も不自由なほどの神経痛になやみながら...
和辻哲郎 「歌集『涌井』を読む」
...全体の立ち居を低くしたためであろうと思われる...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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