...突拍子もない発言をする人がいる...
...突拍子もない事件が起こった...
...突拍子もないアイデアが浮かんだ...
...突拍子もない行動に出ることはない...
...突拍子もない言動に驚いた...
...朝野が突拍子もなくサーちゃんの話を遮った気持は...
高見順 「如何なる星の下に」
...突拍子ない時に大拍手をしてみたり...
太宰治 「善蔵を思う」
...先生!」と突拍子もない声を出した男がある...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...その顔は急に突拍子もない大きな声を出した...
田畑修一郎 「医師高間房一氏」
...黄いろい聲を突拍子に張りあげながら...
恒藤恭 「學生時代の菊池寛」
...われわれの二つの目の間隔が急に突拍子もなくひろがったと同様な不自然な異常な効果を生ずることになり...
寺田寅彦 「映画芸術」
...いきなり突拍子な大声を張り揚げて...
徳田秋声 「新世帯」
...ひどく突拍子もない狂言ですよ! あの人はイワンさんを愛してらっしゃるのに...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...突拍子(とっぴょうし)もない詩吟で...
中里介山 「大菩薩峠」
...いずこともなくこの突拍子もない大音で...
中里介山 「大菩薩峠」
...突拍子(とっぴょうし)もない声で...
中里介山 「大菩薩峠」
...宮の八兵衛は酒お好きお酒三杯と嬶(かか)かえた嬶かえた……その突拍子な調子を兵馬が呆(あき)れました...
中里介山 「大菩薩峠」
...その變りやうが突拍子もなく...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...突拍子もない形で...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...伊庭はゆき子の突拍子もない話に驚いたらしく...
林芙美子 「浮雲」
...彼女はそんな突拍子もない質問にちょっとたじろいだ様子をしていたが...
堀辰雄 「風立ちぬ」
...女のこれはまた実に突拍子もない人騒がせ気な...
牧野信一 「心象風景」
...ぜんぜん突拍子もないようなことを...
山本周五郎 「山彦乙女」
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