...ゆがみがどの原因によって起っているかを突き止めることだ...
海野十三 「霊魂第十号の秘密」
...―――寧(むし)ろ突き止めることを避けていた...
谷崎潤一郎 「細雪」
...突き止めるのが恐いような気もしたのであった...
谷崎潤一郎 「細雪」
...このふざけたいたずらの張本人を突き止めるつもりだと告げました...
三上於菟吉訳 大久保ゆう改訳 「踊る人形」
...この秘密が何か突き止めることだ...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 三上於菟吉訳 「グローリア・スコット号」
...矛盾というものの意味の成り立つ場処を穿鑿することを通じて(弁証法の所在を突き止める代りに)...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...どうしても憂愁の原因がイワン・フョードロヴィッチには突き止めることのできない点であった...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...突き止める手蔓(てづる)もありません...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...巣を突き止めるんだ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...巣を突き止めるんだ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...巣を突き止める手段(てだて)もありませんが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...そいつも突き止めるんだ」「…………」八五郎は黙って飛んで行きました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...俺はその足取りを突き止めるのに三月もかゝつたが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...という工合に意見がまちまちで結局一向にその原因というものを突き止めることができなかった...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...よく居所を突き止める事ができなかったんです...
吉川英治 「江戸三国志」
...わしは突き止めるまでここを去らぬ」「精が切れたとは...
吉川英治 「江戸三国志」
...きっと俺が突き止めるにちがいないが...
吉川英治 「親鸞」
...(歴史的な釈迦をいかなる資料によりいかなる仕方で突き止めるかという問題に関しては...
和辻哲郎 「孔子」
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