例文・使い方一覧でみる「移り気」の意味


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...こんな移り気な弟子があるかと思うと...   こんな移り気な弟子があるかと思うとの読み方
高村光雲 「幕末維新懐古談」

...それほど彼女はこの老婆の絶え間のない小言や移り気に耐えてゆくのがつらかったのであるが...   それほど彼女はこの老婆の絶え間のない小言や移り気に耐えてゆくのがつらかったのであるがの読み方
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」

...青年男女の顔つきを――移り気な欲望や懸念(けねん)や皮肉などの波の過ぎるのがよく見て取られる...   青年男女の顔つきを――移り気な欲望や懸念や皮肉などの波の過ぎるのがよく見て取られるの読み方
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」

...不思議な民衆である! だれでもこの民衆を移り気だと言っているが...   不思議な民衆である! だれでもこの民衆を移り気だと言っているがの読み方
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」

...単なる移り気である...   単なる移り気であるの読み方
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」

...助手たちに対するこの告発はたしかに正しくはあったのだが、それらはみな、あの二人のまったく滑稽で、子供じみて、移り気で、自制のきかないたちからいうと、もっとずっと罪がないもののように解釈されるのだった...   助手たちに対するこの告発はたしかに正しくはあったのだが、それらはみな、あの二人のまったく滑稽で、子供じみて、移り気で、自制のきかないたちからいうと、もっとずっと罪がないもののように解釈されるのだったの読み方
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」

...ひどい移り気(キャプリシュウ)で...   ひどい移り気での読み方
久生十蘭 「キャラコさん」

...軽率と移り気の非常に有力な証拠であろう...   軽率と移り気の非常に有力な証拠であろうの読み方
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」

...軽率と移り気の非難は免れないであろう(それまでは...   軽率と移り気の非難は免れないであろう(それまではの読み方
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」

...歓びといふ美しくて移り気な訪客がわれわれの許を飛び去つたあとではただ侘しい音だけが過ぎ去つた歓楽を物語るのではなからうか? 音そのものが既におのれの反響(こだま)のなかに悲哀と寂莫の声を聴きながら...   歓びといふ美しくて移り気な訪客がわれわれの許を飛び去つたあとではただ侘しい音だけが過ぎ去つた歓楽を物語るのではなからうか? 音そのものが既におのれの反響のなかに悲哀と寂莫の声を聴きながらの読み方
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」

...移り気な晩秋の空に出没する星の瞬きも移り気な頃である...   移り気な晩秋の空に出没する星の瞬きも移り気な頃であるの読み方
牧野信一 「凩日記」

...あの娘は移り気といふのか自惚が強過ぎるといふのか知らないが...   あの娘は移り気といふのか自惚が強過ぎるといふのか知らないがの読み方
牧野信一 「早春のひところ」

...アッシェンバッハはそとをながめていた――両手をひざにおいたまま、ここへもどってきたことに満足しながら、自分の移り気に、われとわが願望を知らぬのに、不満を感じて頭をふりながら...   アッシェンバッハはそとをながめていた――両手をひざにおいたまま、ここへもどってきたことに満足しながら、自分の移り気に、われとわが願望を知らぬのに、不満を感じて頭をふりながらの読み方
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ヴェニスに死す」

...かえってほかから見てまじめな移り気のない男に見えもするでしょう...   かえってほかから見てまじめな移り気のない男に見えもするでしょうの読み方
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」

...現代の人は皆移り気なふうになっていますから...   現代の人は皆移り気なふうになっていますからの読み方
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」

...およそ我々の悟性くらい柔軟で移り気なものはない...   およそ我々の悟性くらい柔軟で移り気なものはないの読み方
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」

...かるはずみなる移り気(ぎ)の国...   かるはずみなる移り気の国の読み方
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」

...おまけにもう、根が大の浮気もんでしてね、移り気移り気、――昨日は東、今日は西って調子なんでございますよ!」「でどうなの、アクシーニヤ……あの……」と、彼女の前に立って歩きながら、若いおかみさんが言った、――「お前さんの子は生きてるかい?」「生きとりますよ、おかみさん、生きとりますよ――どうして中々! 憎まれっ子、世にはばかるって、この事でございますよ...   おまけにもう、根が大の浮気もんでしてね、移り気も移り気、――昨日は東、今日は西って調子なんでございますよ!」「でどうなの、アクシーニヤ……あの……」と、彼女の前に立って歩きながら、若いおかみさんが言った、――「お前さんの子は生きてるかい?」「生きとりますよ、おかみさん、生きとりますよ――どうして中々! 憎まれっ子、世にはばかるって、この事でございますよの読み方
神西清訳 「ムツェンスク郡のマクベス夫人」

「移り気」の読みかた

「移り気」の書き方・書き順

いろんなフォントで「移り気」

「移り気」の英語の意味


ランダム例文:
蝕まれた   厭倦   惚れて通えば千里も一里  

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