...フランスでハイカイと称える詩が興ったとしましても...
高浜虚子 「俳句への道」
...総て虚仮(こけ)といって飾る心で称える念仏では往生は出来ない...
中里介山 「法然行伝」
...(答)数を決めないというと怠り勝ちになり易いから数を決めて称えるのがよろしい...
中里介山 「法然行伝」
...結婚ラプソディ』の出来栄えをほめ称えるためにこの話を申し上げるのではありません...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...称える人たちも、それに何の意味があるか、何の功徳があるのかも知らず、母親とか乳母から口移しに教えられたのを、そのまま伝えるだけでございます...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...同卿の行為は最高の勝負師だと褒め称えるだろう...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「本命馬」
...二人がブレナム号の厩舎にたたずみ、褒め称える馬は、生まれながらの競走馬だ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「本命馬」
...シロザは一つにシロアカザともアオアカザともまたギンザとも称える...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...これは無花果の一名を優曇鉢と称えるからであって...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...一名ツタノハカヅラであって普通にはツヅラフジと称える...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...ツバキを賞讃して八千代椿(やちよつばき)と称える訳は支那に『荘子(そうじ)』という書物があってその書中に「大椿(タイチン)ナルモノアリ八千歳ヲ春トナシ八千歳ヲ秋トナス」(原(も)と漢文)の語がある...
牧野富太郎 「植物記」
...カシなどその好適例に算(かぞ)うるを得べくこれらは皆が雌穂雄穂あってその雄花穂を雄といいその雌花穂を雌と称える...
牧野富太郎 「植物記」
...茱萸と称える者には二つあって一は呉茱萸...
牧野富太郎 「植物記」
...これを八つ房梅と称える...
牧野富太郎 「植物記」
...箇人主義を称える多くの人々の心を疑う...
宮本百合子 「大いなるもの」
...または何か反動としてそんなことを称えるようにも取られよう...
柳宗悦 「民藝四十年」
...ともかく度数多く称える念仏のことである...
柳宗悦 「民藝四十年」
...いわんや汝は蛮界に王を称える者だけあって...
吉川英治 「三国志」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??