...そして議会はポーター醸造者がこれらの多くのものを使うのを禁ずる幾つもの法律を通過させたが...
フレデリック・アークム Fredrick Accum 水上茂樹訳 「食品の混ぜ物処理および調理の毒物(1820)」
...陣頭の自ら乱るゝを禁ずる能はざりき...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...種々の法令を設けて外国の事業家を妨げるということを禁ずることが必要である...
大隈重信 「東亜の平和を論ず」
...遺伝性の悪病患者には強制的に生殖を禁ずることも出来る...
丘浅次郎 「人類の将来」
...つひ皮肉な微笑を禁ずることができなくなる(sich einer Sache enthalten)...
關口存男 「新獨逸語文法教程解説」
...お霜婆さんは斯く照ちやんの身の上を喜べば喜ぶ程常藏の今の境遇を悲しむ情も亦自ら禁ずる事が出來なかつた...
高濱虚子 「續俳諧師」
...なんだかそこに名状のできない物足りなさあるいは一種のはかなさとでもいったような心持ちがするのを禁ずる事ができなかった...
寺田寅彦 「案内者」
...これを思いこれを想うて禁ずるあたわず...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...巡邏隊に分散することを禁ずる訓令を出したのであろう...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...太腿を出すは電車の中猶之を禁ずるに独りマラソン競走者の街上裸体を許すは何ぞや...
永井荷風 「偏奇館漫録」
...自然に胸がどきどきして来るのを禁ずることが出来なかった...
中島敦 「虎狩」
...絶對にこれを禁ずる...
日本国 「日本國憲法」
...堅く禁ずる所なれども...
福沢諭吉 「新女大学」
...悪習既(すで)に性(せい)を成して自(みず)から禁ずることの出来なかったと云うことも...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...塾中の生徒は長者に対するのみならず相互(あいたがい)の間にも粗暴無礼は固(もと)より禁ずる所なれども...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...この秋の祭禮には神輿(みこし)を出して騷いだりすることを禁ずるといふ父の方針が口汚なく攻撃されてゐた...
正宗白鳥 「避病院」
...睡眠を禁ずることによって死にいたらしめたということを...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...上からの規定と見える部分は隨分勝手なものだという印象を禁ずることができない...
矢田部達郎 「心理學」
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