例文・使い方一覧でみる「硝子戸」の意味
スポンサーリンク...来客が来たら、硝子戸を開けなさい... 
...窓から見える景色がきれいだけど、硝子戸を閉めないと寒い...
...駅の改札口には、硝子戸がたくさんある...
...テレビの取材で家に入ったら、硝子戸を開けてください...
...硝子戸が割れてしまったので修理に出した...
...硝子戸の向うのテエブルの上に林檎（りんご）やバナナを盛ったのを見たまま...
芥川竜之介 「歯車」
...わたしは格別急がずに店先の硝子戸をあけようとした...
芥川龍之介 「夢」
...玄關造にして硝子戸を立てた...
石川啄木 「鳥影」
...四間（けん）室口（まぐち）で硝子戸（ガラスど）が入り...
田中貢太郎 「春心」
...ぴしゃりと硝子戸を閉めた...
近松秋江 「霜凍る宵」
...主人は硝子戸（ガラスど）のはまった...
徳田秋声 「あらくれ」
...そこには硝子戸が多い...
豊島与志雄 「蔵の二階」
...大きな硝子戸や硝子窓の前には蓆を垂らしてる家が多かった...
豊島与志雄 「群集」
...薄曇りの空を硝子戸ごしに眺めながら...
豊島与志雄 「母親」
...硝子戸（ガラスど）のうちから...
夏目漱石 「硝子戸の中」
...書斎の硝子戸（ガラスど）から冬に入（い）って稀（まれ）に見るような懐かしい和（やわ）らかな日光が机掛（つくえか）けの上に射（さ）していた...
夏目漱石 「こころ」
...硝子戸（がらすど）を閉（し）めませうかと聞（き）いた...
夏目漱石 「それから」
...濡れた自転車を土間へ入れて健ちゃんが硝子戸に鍵（かぎ）をかけようとすると...
林芙美子 「蛙」
...雨が吹き込んだので硝子戸を閉めた...
葉山嘉樹 「牢獄の半日」
...がらりと硝子戸の開く音がして...
北條民雄 「月日」
...いしくもそれをつたへてゐる尊い文献の一つに漱石が「硝子戸の中」の日本橋伊勢本を叙するの章りがある...
正岡容 「寄席風流」
...いきなり硝子戸なので...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...……硝子戸は殆ど呼吸づかひを現してゐるやうに寛くりと...
室生犀星 「はるあはれ」
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