...研究的なアプローチに基づいて問題を解決する...
...その問題について研究的に考察している...
...研究的な視点から、市場予測を行っている...
...大学で研究的な活動をしている...
...彼女は研究的な方法で新しいレシピを開発している...
...その過失に対してもっと立派な研究的態度をとる事が必要です...
伊藤野枝 「成長が生んだ私の恋愛破綻」
...純然たる研究的態度を以て隅から隅まで穿鑿(せんさく)するけれども...
大隈重信 「我輩の智識吸収法」
...朝夕その動作を見るために箱の中に木の枝または車などを仕掛けてそれを渡って活動するその軽快な挙動を研究的に見究(みきわ)めなど致した上で...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...隣異と讃嘆をもって遠くから研究的に見物するんだから...
谷譲次 「踊る地平線」
...現代支那の若い学者の方に却って日本の学者よりも自由な学術的な研究的態度をとっているものがある...
津田左右吉 「日本に於ける支那学の使命」
...それを書く事は観察分析発見という点で科学とよく似た研究的思索の一つの道であるように思われるのであった...
寺田寅彦 「科学と文学」
...研究的態度に出でしむるようにありたい...
寺田寅彦 「研究的態度の養成」
...併し多少研究的な「読書」の場合には...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...半ば研究的で半ば教養のための...
戸坂潤 「読書法」
...右二大難關を如何にして解決しやうかといふ點に非常な研究的衝動を覺え...
豊田喜一郎 「プレスの操作に手工業を加味」
...私も研究的論文を以て...
中島徳藏 「巽軒先生喜壽の祝辭」
...またもとの研究的態度に戻してしまう恐れがあるのです...
夏目漱石 「行人」
...少しの研究的態度も萌(きざ)し得ないほどなものを...
夏目漱石 「行人」
...かように学問的に研究的に調べて見れば...
夏目漱石 「趣味の遺伝」
...振事劇(ふりごとげき)をも研究的にやりたいということをどう言現(いいあらわ)してよいか...
長谷川時雨 「古い暦」
...やつぱりさうだ――憤つても別段声の調子が変りもしない――変なの!」と彼女の眼つきはむしろ研究的に光つてゐるではありませんか...
牧野信一 「早春のひところ」
...研究的に首をかしげて...
牧野信一 「毒気」
...談合上の研究的な仕合などは...
吉川英治 「剣の四君子」
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