...知識欲に侵食され、夜更かしになってしまった...
...知識欲が強いとか...
會津八一 「綜合大學を迎へて」
...それでもこの失敗した試みが自分の理学的知識欲を刺激する効果のあっただけは確かである...
寺田寅彦 「映画時代」
...その不可解な絵が妙に未知の不思議の世界に対する知識欲を刺戟しそれがいつとなく植物学全体への興味を煽(あお)るのであった...
寺田寅彦 「マーカス・ショーとレビュー式教育」
...疲労よりもさらに強い知識欲をいだいてる...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...彼は知識欲に燃えたって読書に熱中した...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...自家の商業上の利益や知識欲や自分一個の愉快などに駆られて...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...吾人(ごじん)の知識欲を充たすための統一函である...
夏目漱石 「イズムの功過」
...それをめぐってあらゆる「問題」がおどろくばかり旺盛な知識欲を刺激しつつこみあがってくるのが聞こえる...
服部之総 「加波山」
...青年が新刊書を喜ぶということはその知識欲の旺盛(おうせい)を示すものであって排斥すべきことではないが...
三木清 「如何に読書すべきか」
...眞の知識欲とは違つてゐる...
三木清 「人生論ノート」
...学生や職場の大衆が知識欲をみたすための罪のないサークルや読書会をもっても二十九日...
宮本百合子 「刻々」
...「およそ知識欲ほど自然な欲望はない...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...彼はアグリコラの母が息子のあまりに旺盛な知識欲を抑制したことをほめている...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...(b)およそ知識欲くらい自然な欲望はない...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...ただ自分の蒐集欲や知識欲を満足させているのに過ぎない事が判り...
柳宗悦 「四十年の回想」
...一番小さい子供には話すことを真中の子供には感じることを一番大きい子供には考えることを貴女は教えておられるひとりの子供の強情を剛毅にもうひとりの傲慢を卒直に三番目の弱気を謙遜にそしてみんなの好奇心を知識欲に三月十七日雨新潮社の副社長と奥様(山本有三令嬢)...
山崎富栄 「雨の玉川心中」
...私は自分の知識欲と創作欲とを私の微力の許す限り充実させることに力めて来た...
与謝野晶子 「鏡心灯語 抄」
...ここでも日本人は、知識欲に富み、限りなく難問を提出する、という同じ性格を示したわけである...
和辻哲郎 「鎖国」
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