例文・使い方一覧でみる「知るべ」の意味

...亦推して知るべきものがありはしないだらうか... 亦推して知るべきものがありはしないだらうかの読み方
芥川龍之介「後世」

...――即ち人生に相亘るに不便なりと知るべし... ――即ち人生に相亘るに不便なりと知るべしの読み方
芥川龍之介「小説作法十則」

...この説明書が明治四十三年中に成りたるものなるを知るべし... この説明書が明治四十三年中に成りたるものなるを知るべしの読み方
石川啄木「日本無政府主義者陰謀事件經過及び附帶現象」

...よろしく花鳥諷詠の意義を知るべきである... よろしく花鳥諷詠の意義を知るべきであるの読み方
高浜虚子「俳句への道」

...かくて知るべしアキリュウス... かくて知るべしアキリュウスの読み方
ホーマー　Homer 土井晩翠訳「イーリアス」

...それ未（いま）だ知るべからず... それ未だ知るべからずの読み方
徳富蘇峰「吉田松陰」

...大いに増加したるを知るべし... 大いに増加したるを知るべしの読み方
徳富蘇峰「吉田松陰」

...これらの事にて諸友の気魄衰萎（すいい）の由を知るべし... これらの事にて諸友の気魄衰萎の由を知るべしの読み方
徳富蘇峰「吉田松陰」

...知るべし新年吉兆の処... 知るべし新年吉兆の処の読み方
徳富蘇峰「吉田松陰」

...氏の末路は知るべきのみ... 氏の末路は知るべきのみの読み方
鳥谷部春汀「明治人物月旦（抄）」

...この告知の後は正理を知るべしを諸君は滑稽（こっけい）に口ごもっていることが... この告知の後は正理を知るべしを諸君は滑稽に口ごもっていることがの読み方
ユゴー・ヴィクトル　Hugo Victor 豊島与志雄訳「死刑囚最後の日」

...いかなる権利をもって人はこの測り知るべからざるものに手を触れるのか？」しかし時とともに...
ビクトル・ユーゴー　Victor Hugo 豊島与志雄訳「レ・ミゼラブル」

...普遍的生命は測り知るべからざる量をもって往来し... 普遍的生命は測り知るべからざる量をもって往来しの読み方
ビクトル・ユーゴー　Victor Hugo 豊島与志雄訳「レ・ミゼラブル」

...右の手の為すところ左の手これを知るべからず... 右の手の為すところ左の手これを知るべからずの読み方
永井隆「この子を残して」

...不品行の家に求むべからざるの幸福なりと知るべし... 不品行の家に求むべからざるの幸福なりと知るべしの読み方
福沢諭吉「日本男子論」

...実物を見たからには知るべきだ... 実物を見たからには知るべきだの読み方
フレッド・Ｍ・ホワイト　Fred M. White 奥増夫訳「道化玉座」

...以て此遊が晩秋に終つたことを知るべきである... 以て此遊が晩秋に終つたことを知るべきであるの読み方
森鴎外「伊沢蘭軒」

...徳川家の知るべの者か何か... 徳川家の知るべの者か何かの読み方
吉川英治「新書太閤記」

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