例文・使い方一覧でみる「真逆様」の意味
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押川春浪補 「本州横断 痛快徒歩旅行」
...真逆様（まっさかさま）に...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...真逆様に地面に落ちてしまった...
豊島与志雄 「愚かな一日」
...真逆様に飛びこむように書いてあるが...
豊島与志雄 「早春」
...真逆様に竜宮の方へ飛び込みました...
豊島与志雄 「竜宮」
...真逆様（まっさかさま）に四番目の男の傍（そば）を遥（はる）かの下に落ちて行った話などが...
夏目漱石 「それから」
...阿蘇の噴火口から真逆様（まっさかさま）に地獄の下へ落しちまったら」「今に落としてやる」と圭さんは薄黒く渦巻（うずま）く煙りを仰いで...
夏目漱石 「二百十日」
...昨夜あの祭司の息子が真逆様にころげ落ちた...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...然るに歩いている人間が真逆様に転ぶことはあり得ない...
平林初之輔 「犠牲者」
...真逆様に混沌たるしぶきの中へ沈んで行つてしまひました...
エドガア・アルラン・ポオ Edgar Allan Poe 森林太郎訳 「うづしほ」
...真逆様になってるところが...
ナサニエル・ホーソン Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳 「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」
...さては六区瓢箪池へ真逆様にその塔影を映した十二階...
正岡容 「異版 浅草燈籠」
...真逆様に地獄へ墜ちて行って了う...
松永延造 「職工と微笑」
...寝台の上から真逆様（まっさかさま）に辷（すべ）り落ちている光景は...
夢野久作 「Ｓ岬西洋婦人絞殺事件」
...辷り出して無限の空間に真逆様（まっさかさま）に落込んだ...
夢野久作 「怪夢」
...真逆様（まっさかさま）に突き落された訳で……しかもそれは私のような馬鹿を探し出すために...
夢野久作 「キチガイ地獄」
...何処までも何処までも真逆様に落ちて行かなければならないのだ...
夢野久作 「少女地獄」
...（あのまま夢に酔って、パラシュートを開くことを忘れていたら……）勿論、真逆様に、地面へ叩きつけられていたことだろう...
蘭郁二郎 「夢鬼」
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