...すべて藝術家は初のお目見得が大事なのに...
薄田泣菫 「詩集の後に」
...其の頃は私はまだ御目見得以下であつたので...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...その左右に御目見得以上の人々...
直木三十五 「南国太平記」
...初て目見得の夜に見た時のように...
永井荷風 「申訳」
...九月にでもなれば御目見得の運びになる筈」「それはお目出度いことで」平次は一應のお祝ひを言ふのでした...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...勇みたった玉之助のお園の初目見得(はつめみえ)は...
長谷川時雨 「竹本綾之助」
...お目見得にきたハウス・メードだったには...
久生十蘭 「我が家の楽園」
...三日間のお目見得のあいだは...
久生十蘭 「我が家の楽園」
...だから卑劣漢を主人公としてお目見得させた次第である!我等の主人公は...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...美しい賢い少女のお目見得をするという...
夢野久作 「白髪小僧」
...妾(わたし)は先ほど皆様にお目見得致しまして...
夢野久作 「暗黒公使」
...諸君にお目見得をする次第で御座います...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...お目見得(めみえ)の所作に外ならなかったのだ...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...「お目見得の初陣に...
吉川英治 「三国志」
...藪山(やぶやま)の叔母に連れられて目見得(めみえ)に行った...
吉川英治 「新書太閤記」
...秀吉へ目見得(めみえ)の礼をとらせながら...
吉川英治 「新書太閤記」
...君祖家康公よりお直筆(じきひつ)墨付きを頂戴しておるお目見得格(めみえかく)...
吉川英治 「田崎草雲とその子」
...一応お目見得をすることは...
吉川英治 「宮本武蔵」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??