例文・使い方一覧でみる「盗み見」の意味
スポンサーリンク...（茶番（ちゃばん）を一々本気にしてやがる）並んで歩く高城の顔を盗み見ながら... 
梅崎春生 「日の果て」
...博士の横顔をチロチロと盗み見ながら...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...盗み見る様にしながら...
江戸川乱歩 「悪霊」
...給仕人が盗み見る人物は...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...女獅子使いのさっそうたる立ち姿を盗み見た...
江戸川乱歩 「影男」
...じいっと盗み見ているのです...
大倉※［＃「火＋華」、第3水準1-87-62］子 「魂の喘ぎ」
...軈（やが）て顔を上げるとちらりと私の方を盗み見て...
大倉※［＃「火＋華」、第3水準1-87-62］子 「むかでの跫音」
...横眼で記内の方を盗み見ながら...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...ちらちら男爵を盗み見る...
太宰治 「花燭」
...ふとマダムの顔を盗み見て...
太宰治 「創生記」
...喫茶店の少女をちらちら盗み見するのにさえ...
太宰治 「断崖の錯覚」
...図々しく盗み見をしてやろうなんぞとは...
中里介山 「大菩薩峠」
...病人が医者の切開刀を盗み見るほどの神経がないとすれば...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...やっと木の間から盗み見るくらいで...
中谷宇吉郎 「簪を挿した蛇」
...案外冷たい表情でゐる杉夫を盗み見て...
林芙美子 「浮雲」
...あいつは私が昨夜（ゆうべ）本の間へはさんでおいた手紙をそっと盗み見したのだ...
平林初之輔 「秘密」
...いつの間にか枕へ顔を押付けたまんま薄目をひらきときどきチラリチラリとその義兄の当惑顔を盗み見していた...
正岡容 「小説 圓朝」
...間で盗み見されることがあやぶまれて細かには書けなかったのである...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
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