...百人力……百馬力になって...
豊島与志雄 「天下一の馬」
...お前が一緒に逃げてくれる?」これはお松にとっては百人力です...
中里介山 「大菩薩峠」
...本当の百人力ですけれど...
中里介山 「大菩薩峠」
...その流れを汲む道庵がここへ来たからには百人力...
中里介山 「大菩薩峠」
...「俺が来さえすりゃ百人力だ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...親分が動き出しゃ百人力だ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...親分が動き出しや百人力だ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「さう來りや百人力だ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...負けた方のが百人力といふのだから話は大きい...
長谷川時雨 「春宵戲語」
...聖武天皇の御代に、三野の國片縣(かたあがた)の郡、少川の市(まち)に住んでゐた、百人力女が、前の犬に追はれた岐都禰(きつね)の末裔(まつえい)だが、おのが力をたのんで、往還(おうかん)の商人(あきんど)の物品を盜む...
長谷川時雨 「春宵戲語」
...腕は百人力と来ては...
牧野信一 「武者窓日記」
...百人力を合わせると言うたとて...
三好十郎 「斬られの仙太」
...あんたの言うように十人二十人百人力を合わせると言うたとて...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...時としてその代りに五十人百人力の力量を授けられたという例も多かったことが...
柳田国男 「山の人生」
...もう百人力というものである...
吉川英治 「黒田如水」
...俺(わっし)たちは百人力の気が致します...
吉川英治 「剣難女難」
...にわかに百人力を得て...
吉川英治 「三国志」
...百人力のここちです」逃亡の旅は...
吉川英治 「新・水滸伝」
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