...癩病やみは柔に白い餅の返禮として...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...○九月三十日の本誌上にハワイなる同胞癩患者のための義捐金募集の記事があつた...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...到頭癩病で死んだといふことが書いてあるのです...
内藤湖南 「大阪の町人學者富永仲基」
...古代癩などというものは...
久生十蘭 「泡沫の記」
...癩の苦痛に何時突き崩されるか判らぬ危つかしさを感じるからである...
北條民雄 「盂蘭盆」
...李さんは生れ更つてからも癩病になりたいんかい...
北條民雄 「重病室日誌」
...彼等はみな等しく癩者であり...
北條民雄 「青春の天刑病者達」
...辻が日常茶飯の調子で、癩病、と自分の病気を苦もなく言つてのけるのに驚いたのだ...
北條民雄 「道化芝居」
...癩病を前にして黙つて頭を下げない奴は...
北條民雄 「道化芝居」
...自分が癩患者辻一作を前にしたため...
北條民雄 「道化芝居」
...兎に角癩患者も、もういいかげんで自分の病苦を自惚れるのをやめたいものだ...
北條民雄 「独語」
...私は病気だつたが、まだ軽症だつたし、他人(ひと)の嫌ふ癩病と、私の癩病とは、なんとなく別のもののやうに思へてならなかつた時だつたので、この自動車運転手の態度は、不意に頭上に墜ちてきた棒のやうな感じであつた...
北條民雄 「柊の垣のうちから」
...しかし院内は癩者ばかりの世界であるから癩そのものは病気のうちに這入らない...
北條民雄 「癩院記録」
...脱肉は勿論乾性即ち神経癩の証拠で...
北條民雄 「癩を病む青年達」
...古い家の癩病やみのやうな壁...
堀辰雄 「「マルテの手記」」
...支那人は中風大風(癩病)等を風より起ると見たから...
南方熊楠 「十二支考」
...ロマリク尊者は水なき処に水を出しまた癩病を治し...
南方熊楠 「十二支考」
...モロカイ島の癩患者のこと...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
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