例文・使い方一覧でみる「癘」の意味


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...人間の疫(えきれい)と做(な)さざるを得んや...   人間の疫癘と做さざるを得んやの読み方
芥川龍之介 「開化の殺人」

...こゝに行はるゝ疫(えやみ)に苦められたれば...   こゝに行はるゝ疫癘に苦められたればの読み方
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」

...庶人念ずれば、疾疫(しつえき)、気(れいき)、家中に入らず...   庶人念ずれば、疾疫、癘気、家中に入らずの読み方
高神覚昇 「般若心経講義」

...饑饉疫の凶相かと...   饑饉疫癘の凶相かとの読み方
田中貢太郎 「日本天変地異記」

...祭司の祈に依りアポローン疫をアカイア陣中に湧かしむ...   祭司の祈に依りアポローン疫癘をアカイア陣中に湧かしむの読み方
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」

...惡わが軍を斯くも永らく害す時...   惡癘わが軍を斯くも永らく害す時の読み方
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」

...クリュセース祭司の許に送らずば疫荒るる禍を神アポローン退けじ...   クリュセース祭司の許に送らずば疫癘荒るる禍を神アポローン退けじの読み方
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」

...更に苦惱を増さしめむ』 325314 恐らく疫の際...   更に苦惱を増さしめむ』 325314 恐らく疫癘の際の読み方
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」

... 455ダナオイ族の疫の禍難を攘ひ去りたまへ』しかく祈願を捧ぐればアポローン之を納受しぬ...    455ダナオイ族の疫癘の禍難を攘ひ去りたまへ』しかく祈願を捧ぐればアポローン之を納受しぬの読み方
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」

...瘴(しょうれい)の気を吹き払った...   瘴癘の気を吹き払ったの読み方
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」

...慶雲二年天下疫盛(さかん)にして...   慶雲二年天下疫癘盛にしての読み方
中山太郎 「穀神としての牛に関する民俗」

...千住の飛鳥(あすか)の社頭で毎年四月八日に疫(えきれい)を禳(はら)う符というを出すに...   千住の飛鳥の社頭で毎年四月八日に疫癘を禳う符というを出すにの読み方
南方熊楠 「十二支考」

...其村は疫を免れると伝へられてゐるのであつた...   其村は疫癘を免れると伝へられてゐるのであつたの読み方
森鴎外 「伊沢蘭軒」

...不幸にして疫(えきれい)のために命(めい)を隕(おと)し...   不幸にして疫癘のために命を隕しの読み方
森鴎外 「渋江抽斎」

...これはペツテンコオフエルが疫学(えきれいがく)...   これはペツテンコオフエルが疫癘学の読み方
森鴎外 「みちの記」

...荒川秀俊氏が“戦争と飢饉・疫(えきれい)”の一文中にそれを指摘され...   荒川秀俊氏が“戦争と飢饉・疫癘”の一文中にそれを指摘されの読み方
吉川英治 「随筆 新平家」

...とにかく僕は内地を出れば悉(ことごと)くが瘴(しょうれい)の地であるという考えをもっていたら間違いだ...   とにかく僕は内地を出れば悉くが瘴癘の地であるという考えをもっていたら間違いだの読み方
蘭郁二郎 「宇宙爆撃」

...そうしてこの有名な瘴の地に一五〇三年の四月末までまごついていた...   そうしてこの有名な瘴癘の地に一五〇三年の四月末までまごついていたの読み方
和辻哲郎 「鎖国」

「癘」の読みかた

「癘」の書き方・書き順

いろんなフォントで「癘」

「癘」の英語の意味


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