...辺陬(へんすう)熱帯瘴癘(しょうれい)の蛮地であって...
橘外男 「令嬢エミーラの日記」
...瘴癘(しょうれい)の気を吹き払った...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...彼は瘴癘(しょうれい)の気よりも泡沫(ほうまつ)を愛し...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...瘴癘(しょうれい)の気あって人を傷(いた)ましめるが故に来る勿(なか)れの標示を見て...
中里介山 「大菩薩峠」
...とにかく僕は内地を出れば悉(ことごと)くが瘴癘(しょうれい)の地であるという考えをもっていたら間違いだ...
蘭郁二郎 「宇宙爆撃」
...そうしてこの有名な瘴癘の地に一五〇三年の四月末までまごついていた...
和辻哲郎 「鎖国」
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