...少し痲(りん)の気(け)でお小用が永いですから...
石井研堂 「大利根の大物釣」
...足が耐へられぬ程痲痺(しび)れて來た...
石川啄木 「天鵞絨」
...手も足も痲痺したかの如く...
伊藤左千夫 「古代之少女」
...疱瘡痲疹の呪(まじな)いとなってる張子(はりこ)の赤い木兎(ずく)や赤い達磨(だるま)を一緒に売出した...
内田魯庵 「淡島椿岳」
...その後も疱瘡痲疹大流行の時は何度もこの繁昌を繰返し...
内田魯庵 「淡島椿岳」
...痲痺(まひ)はまだ参りますかな」大統領「それはどうやら保合(もちあ)いだが...
海野十三 「諜報中継局」
...すれたというのか痲痺(まひ)したというのか...
太宰治 「パンドラの匣」
...けれど痲痺はいよいよひろがる一方で...
コナンドイル 三上於莵吉訳 「グロリア・スコット号」
...それからは全身が痲痺したやうになつて...
ドストエウスキー Fyodor Mikhailovich Dostoevski 森林太郎訳 「鰐」
...痲痺(まひ)してるようだった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...四肢(し)は痲痺(まひ)している……...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...手足の先が痲痺していた...
豊島与志雄 「少年の死」
...疱瘡と痲疹(はしか)で死んだ子供は空葬にせぬと他に伝染するとて...
中山太郎 「本朝変態葬礼史」
...我々の神経は痲痺(まひ)しているせいだか何だかあなたの口にするような非難はとうてい持ち出す余地がない...
夏目漱石 「虚子君へ」
...かの痲痺したる灰色の群れの一人となりて...
ノワイユ夫人 Comtesse de Noailles 堀辰雄訳 「生けるものと死せるものと」
...鰒に中毒(あた)ると何もかも痲痺(しびれ)てしもうて...
夢野久作 「近世快人伝」
...多分戦場で陥り易い神経系統の一部の急性痲痺だろうと思いまして...
夢野久作 「戦場」
...五分間後に確実な全神経の痲痺を起し...
夢野久作 「暗黒公使」
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