例文・使い方一覧でみる「畦道」の意味
スポンサーリンク...雨上（あまあが）りの畦道（あぜみち）のことなれば... 
芥川龍之介 「三右衛門の罪」
...やがて畦道（あぜみち）が二つになる所で笠井は立停った...
有島武郎 「カインの末裔」
...目も遥かなる畦道（あぜみち）に...
泉鏡花 「活人形」
...向うからお面もつけずに畦道をやって来たものだから...
海野十三 「雷」
...草枯れのした畦道（あぜみち）を方角定めず林の見える方へと歩いて見ました...
永井荷風 「畦道」
...その岸に沿うた畦道（あぜみち）に...
永井荷風 「元八まん」
...森のほうにつづいた畦道（あぜみち）を僕は独りで辿（たど）って行った...
原口統三 「二十歳のエチュード」
...私達の歩いて行く畦道が一筋...
牧野信一 「心象風景（続篇）」
...畦道に逼ひあがつた私達が河童のやうに首をあげると...
牧野信一 「武者窓日記」
...畦道は土がゆるんで...
山本周五郎 「青べか物語」
...来た畦道を見やった...
山本周五郎 「青べか物語」
...霜どけでぬかる畦道（あぜみち）をいくと...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...畦道（あぜみち）を本街道のほうへ歩いていった...
山本周五郎 「その木戸を通って」
...霜でゆるんだ畦道は...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...今しがた女が伝って来た畦道の...
夢野久作 「空を飛ぶパラソル」
...ふたたび畦道（あぜみち）まで戻って...
吉川英治 「新書太閤記」
...香貫の自宅近くの田圃中の畦道には附近の百姓たちが一列に蓆を敷き...
若山牧水 「樹木とその葉」
...四五町も畦道を登つたけれども...
若山牧水 「みなかみ紀行」
便利！手書き漢字入力検索