...土手からわざわざつけたかと思われそうな畔道が...
伊藤野枝 「転機」
...大利根河畔の取手を取る...
大町桂月 「常磐の山水」
...ロンドンのテームス河の畔(ほとり)で...
高神覚昇 「般若心経講義」
...げんげや菫(すみれ)や草の生(は)えている畔(あぜ)...
田山花袋 「田舎教師」
...田の畔(あぜ)、街道の両側の草の上には、おりおり植え残った苗の束などが捨ててあった...
田山花袋 「田舎教師」
...その畔(ほとり)に終日動いて居る水車...
田山花袋 「重右衛門の最後」
...湖畔の低い丘陵の丸くなめらかな半腹の草原には草花が咲き乱れ...
寺田寅彦 「旅日記から(明治四十二年)」
...ひとり物思ひに耽つて徘徊した野川の畔に...
萩原朔太郎 「宿命」
...遂に墓畔の樹で縊死したといふことになる...
原勝郎 「鞦韆考」
...湖畔から帰るなり...
久生十蘭 「肌色の月」
...それが諏訪湖畔の私の家迄続いて...
正木不如丘 「釣十二ヶ月」
...畔田翠山翁の『古名録』などを見ると...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...それは古くから湖畔の住民たちの生計の資であった...
山本周五郎 「若き日の摂津守」
...散りて咲く野末の花のなつかしく露にぬれたる秋の花を渡殿朽ちし西の壺に人の贈りし春の花を蝦夷菊枯れたる池の畔に褄紅の撫子は露霜(つゆしも)降(お)りてめげたれど名よ脆かりし虞美人草(ひなげし)のやがて媚(いろ)ある花咲かん眉秀でたる妹あらばりぼんに(さ)すを惜まねど紫菫...
横瀬夜雨 「花守」
...山内から池畔へかけて...
吉川英治 「大岡越前」
...孔明の車を四泉の畔(ほとり)へ案内した...
吉川英治 「三国志」
...いつかもう揚子江の江畔(こうはん)なのか...
吉川英治 「新・水滸伝」
...湖畔の日野屋旅館におちついた...
若山牧水 「木枯紀行」
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