例文・使い方一覧でみる「申し出る」の意味
スポンサーリンク...私は以上の見地からこの派の傾向の可能性を申し出ることが出来はしないかと思っている... 
有島武郎 「惜みなく愛は奪う」
...どしどし願いを申し出るのだ...
太宰治 「作家の手帖」
...私の牛を引いてってやろうとまるで喧嘩のように申し出るのです...
谷譲次 「踊る地平線」
...将校らに案内者たらんと申し出る乞食（こじき）...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...負傷者を申し出るように医者に強（し）いて...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...どうか大先生（おおせんせい）と一つお手合せを願いたくて罷（まか）り出でたと申し出る...
中里介山 「大菩薩峠」
...お役所へ申し出るように...
中里介山 「大菩薩峠」
...もっとも抗議を立派に申し出るということは...
中谷宇吉郎 「抗議する義務」
...作者生あらば抗議ぐらゐ申し出るに違ひない...
南部修太郎 「文藝作品の映畫化」
...果し合ひを申し出ると...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...と心から申し出るのだが...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「変身」
...興味を覚えて同行を申し出ると彼は...
牧野信一 「蔭ひなた」
...聴手が退屈して他の遊びを申し出るまでは決して自ら止めようとは致しません...
牧野信一 「月あかり」
...やはりいつもの客室のほうへ寝床をしつらえて人々が案内を申し出るのであったが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...神妙に存在を申し出る答えがありました...
吉川英治 「江戸三国志」
...やがて辞任を申し出る始末とはなった...
吉川英治 「私本太平記」
...秀吉の手許へあずけようと申し出ると...
吉川英治 「新書太閤記」
...私がなくてもよいうるさいほどの用事を彼女に申し出るとアダは一つ一つそれを諳記して窓から暗のなかに投棄ててしまうのであった...
吉行エイスケ 「孟買挿話」
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