「瓶」の意味
液体や物を入れる容器
小説での「瓶」の使い方
...金属製の花瓶(かびん)が六百ドル(後で聞いた所によると...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...……釣瓶(つるべ)はくる/\とその...
泉鏡花 「雨ばけ」
...追ッつけ夕飯を届けてくる時刻とて鉄瓶(てつびん)の湯が快活に沸き立っている...
伊藤左千夫 「水籠」
...で、十分に熱すると、ガラス瓶は勿論、ごく厚くて、ごく堅い鉄や銅の鍋も、又其他の抵抗力の強い何んでもを破裂させる非常な力のものになる...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...「何か瓶を持って来てくれないか...
太宰治 「酒の追憶」
...近在でできたやすい鉄瓶がかかっている...
田山花袋 「田舎教師」
...一瓶(ひとかめ)の花を生けるために剪刀(せんとう)を使うのと全く同様な截断の芸術である...
寺田寅彦 「映画芸術」
...花瓶や電気の笠や其他の装飾品を並べた棚...
豊島与志雄 「悪夢」
...火桶の銅壺でぬるく温めた銀瓶の酒を...
豊島与志雄 「三つの嘘」
...今しがた鉄瓶に水(みづ)を射(さ)して仕舞つたので...
夏目漱石 「それから」
...もう一と責めだ」滝三郎はハネ釣瓶を鳴らして...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...午前八時に土製水瓶(アルカザス)と足付杯(キアリース)を持ってハムレットの寝室へ行きます...
久生十蘭 「ハムレット」
...ところが水瓶(みずがめ)の水は氷っていたので...
平林初之輔 「誰が何故彼を殺したか」
...左の手で彼女は下の方の奇異な型の瓶(びん)を指していた...
エドガア・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「しめしあわせ」
...あの水瓶(すゐびん)はもう疾(と)つくに君の本宅の方へ届けて置いた...
クスミン Mikhail Alekseevich Kuzmin 森林太郎訳 「フロルスと賊と」
...ビール瓶の手紙を御覧になって...
夢野久作 「瓶詰地獄」
...渇(かわ)かば啜(すす)るべし、敵兵万斛(ばんこく)の血しお!)と、豪語し、その大瓶を、粉ともなれとばかり、突き砕いた上、(それ、出よ)と、城門を押し開いて、敵中へ斬り込み、必死一千の鎬(しのぎ)の火、却って八千の大軍を走らせ、死ぬべく斬って出た道を、却って、凱歌の大道として、意気揚々本国へ還って来たという――ああ、当年の瓶破柴田(かめわりしばた)の名は、そも、いまは何処に褪(あ)せ去ったか...
吉川英治 「新書太閤記」
...瓶は砕けて、白い液が二人の裾(すそ)へ刎(は)ねかかった...
吉川英治 「宮本武蔵」
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