...一方は日本人としては珍しい大男で...
江戸川乱歩 「黒手組」
...子供が珍しいものを見たがるのに何の不思議もない訳だから...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...北斎(ほくさい)の描いたという珍しい美人画がある...
寺田寅彦 「浮世絵の曲線」
...十国峠(じっこくとうげ)までの自動車専用道路からの眺望は美しく珍しい...
寺田寅彦 「箱根熱海バス紀行」
...胆吹のハイキングコースにとりかかったことは珍しいことです...
中里介山 「大菩薩峠」
...船長様のお船には珍しい活発な男の子が一人いて...
中里介山 「大菩薩峠」
...珍しい貴い経験を得るためには親の叱言(こごと)ぐらいは意に介しない底の小享楽家だったのである...
中島敦 「虎狩」
...「こんな変った事件も珍しいから...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...使いの者がお手紙を持って参りました」「何? 手紙? 珍しいことがあるものだな...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...いいひと……」「へえ! 珍しい……」「莫迦にしてる...
林芙美子 「泣虫小僧」
...アストラ人には珍しい火を使い...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「幽霊島」
...ほんとに珍しいこッたから...
正岡容 「初看板」
...なにもとくに珍しい見方・考え方を発表したわけではなかった...
三澤勝衛 「自力更生より自然力更生へ」
...詩の贈答もして高麗人はもう日本の旅が終わろうとする期(ご)に臨んで珍しい高貴の相を持つ人に逢(あ)ったことは...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...「珍しいことですね...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...閻魔に米のこがしを上げるのは珍しい話ですが...
柳田國男 「日本の伝説」
...ことに珍しいのは松前城下の正月の記事であった...
柳田国男 「雪国の春」
...たいへん珍しい物だそうだ...
吉川英治 「三国志」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??