...所謂氏なくして玉の輿に乗った人で...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「魂の喘ぎ」
...皆が皆まで玉の輿(こし)に乗るものとは限らず...
徳田秋声 「縮図」
...今は玉の輿(こし)という身分でたいした出世なのに...
中里介山 「大菩薩峠」
...氏(うじ)無くして玉の輿とはよく言うたものじゃのう」「蛍のようなもんでのう...
中里介山 「大菩薩峠」
...玉の輿(こし)ほど...
野村胡堂 「胡堂百話」
...娘のお秀は玉の輿(こし)に乘つて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...さう簡單には玉の輿に乘れさうもありません...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...玉の輿に乘る前の晩...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...明日玉の輿に乘ると決つて居るから...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...(『玉の輿の呪』參照)「親分...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...玉の輿(こし)に乘る氣だつたか...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...玉の輿に乘る氣で來たけれど...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...玉の輿とは名ばかりで...
久生十蘭 「魔都」
...かなり有望な玉の輿(こし)である...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「道化玉座」
...財産持ちという玉の輿で釣るのじゃない...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...東京で玉の輿に乘りかけてゐるといふ噂を耳に入れてからは...
正宗白鳥 「玉の輿」
...満がこの村より出(い)でて文学士というエライ者になりたるさえ村中一統(いっとう)の誉(ほま)れなるに我身そのエライ人と縁組せんこそこの上もなき誉れぞと玉の輿に乗る心持「伯父さん...
村井弦斎 「食道楽」
...玉の輿(こし)を羨まれた彼女も...
吉川英治 「源頼朝」
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