...その耳はやむ時なき猜疑(さいぎ)に震えている...
有島武郎 「惜みなく愛は奪う」
...それは働きのない人間どもが他人の成功を猜(そね)んでいうことで...
有島武郎 「星座」
...わが国に対する妥当でない猜疑心(さいぎしん)によるものである...
海野十三 「地球発狂事件」
...地球人類がお互い同士に猜疑(さいぎ)し...
海野十三 「地球発狂事件」
...国際的猜忌(さいき)...
大隈重信 「東亜の平和を論ず」
...田舎の人は消極的で猜疑心が強くて...
種田山頭火 「『鉢の子』から『其中庵』まで」
...私の心はみるみる猜疑心で一ぱいになってしまいました...
コナンドイル Conan Doyle 三上於莵吉訳 「黄色な顔」
...極端な猜疑(さいぎ)心をもっていて...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...学良の楊に対する猜疑は...
河本大作 「私が張作霖を殺した」
...と彼女は思はずひねくれた猜疑を起さねばゐられなかつた...
北條民雄 「道化芝居」
...これは猜疑ではなく的確な批評かも知れなかつた...
北條民雄 「道化芝居」
...それは資本家共通のものだ!神聖と封鎖と猜疑といろんな悪徳と戦争えの投資と累々たる死屍と!―――否...
槇村浩 「獄内にてドイツの同志を思う歌」
...嫉妬から、猜疑心から、競爭心から、好奇心から、等々...
三木清 「人生論ノート」
...猜(そね)みも忘れて……学術のために……人類のために……」「……………」「……これも矢張(やは)り菩提心(ぼだいしん)と云えば云えるであろう...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...また始まったなという程度に信長の猜疑(さいぎ)にはあらかじめ理解を備えていたからである...
吉川英治 「黒田如水」
...無用な猜疑(さいぎ)をなすは...
吉川英治 「三国志」
...この兄弟たちの心事を猜疑(さいぎ)したのは...
吉川英治 「源頼朝」
...自づと其處等に嫉妬猜疑の徒が集り生ぜざるを得ない...
若山牧水 「古い村」
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