...ときどき多くの狗(いぬ)に遇(あ)ったが吠えついて来るものもない...
魯迅 井上紅梅訳 「薬」
...遉(さすが)に烏啼天狗専門店の名探偵袋猫々先生だけのことはある」「叱(し)ッ...
海野十三 「奇賊は支払う」
...その上を天狗の評定場と稱す...
大町桂月 「妙義山の五日」
...狗(いぬ)のやうに目頭に涙さへ浮べて...
薄田泣菫 「茶話」
...『汝ら斯くも駿馬驅るアカイア勢の水陣を 620去らむ、汝ら、喊聲に飽かざるトロイア誇傲の徒!汝ら無慙、狗の群、汝ら我に加へたる無禮と恥辱足るとせず、汝らヂュウス・クロニオーン――世の歡待を司る――神の雷霆凄しき怒を畏ぢず、*他日彼れ汝の都城壞るべし...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
... 420狗兒蒼蠅に似たるもの...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...以て信服を求む可からず而も面従一変すれば主を噬むの狗となり...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...猫狗の路傍に遊ぶに逢へば木を取つて撲たうとするのは...
永井荷風 「十年振」
...或いはその天狗がまだ一人二人の婦人を浚って...
中里介山 「大菩薩峠」
...その隙にお絹が天狗に浚(さら)われたのだから...
中里介山 「大菩薩峠」
...天狗取り作業をやるのは...
火野葦平 「花と龍」
...折柄(おりから)絶入るように啼入る狗(いぬ)の声に...
二葉亭四迷 「平凡」
...只の天狗と天狗が違うと筑波で尻(けつ)をまくったのが...
三好十郎 「斬られの仙太」
...みんな屁理屈だわ! 天狗党は正義の軍だ!遊二 猪ばかり打っていたので...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...天狗の神通(じんずう)をもってして...
柳田国男 「山の人生」
...また名づけて天狗の何々と称するに至った事情であります...
柳田国男 「山の人生」
...「天狗」は極度の増長と高慢を――又「おかめ」は極度の謙遜と無知無能とを表現しているのであります...
夢野久作 「鼻の表現」
...彼女を取巻く卑狗(ひこ)の大兄(おおえ)の霊魂が今は次第に彼女の身辺から遠のいて行くのを感じて来た...
横光利一 「日輪」
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