「状」の意味
状態や様子を表す文書
小説での「状」の使い方
...下男の松藏が靜子の書いた招待状を持つて町に馳せたが...
石川啄木 「鳥影」
...あすこの品物が盗み出せると思うか」「そうしてどうした」「どうしたッて? 謝罪状を書くより外(ほか)はあるめえ...
魯迅 井上紅梅訳 「孔乙己」
...最も精緻複雑なる状態まで...
高木敏雄 「比較神話学」
...瀕死(ひんし)の状態にあった内閣の命脈を...
田中貢太郎 「雨夜続志」
...悖徳(はいとく)漢や狂人はその行状を見ればわかる...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...親政のような状態であったろうとは推測せられる...
津田左右吉 「日本歴史の研究に於ける科学的態度」
...私の精神が最も緊張した状態を持続した一時期であったと言える...
外村繁 「澪標」
...さすがと言はれる行状でした...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...最悪の状態を予想しながら...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「玉手箱」
...彼らの荒凉たる国と悲惨な生活状態は...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...養育院や慈善的施設の状態...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...その状蛇や蛟が巻いた像に似居る故これを蛇や蛟の化身と見て地陥りは蛇や蛟の化身たる螺の所為と信じたものか...
南方熊楠 「十二支考」
...それからは失心状態でも放心状態でもなくなり...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...手術は絶対にしない私は手術をするくらいなら現状のままでよいという考えであった...
室生犀星 「われはうたえども やぶれかぶれ」
...名状すべからざる...
アルベエル・サマン Albert Samain 森林太郎訳 「クサンチス」
...この小国は太古以来きわめて幸福な状態の中に続いて来たから...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...それとも幕府国目付へも差出したのか」――大槻の書状には国目付とはございません...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...その書状を見、使いを引いて、直接、情勢を聞き、またことづてを託し、返書をかかせたりしながら、夕飯はたべた...
吉川英治 「新書太閤記」
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