...彼女が昨日来たとき、照応詞が複雑でした...
...先週のテストで、照応の問題が出題された...
...その小説は、登場人物の照応が上手く使われていた...
...照応が間違っていると、文章の意味が通じなくなる...
...この論文では、照応に関する新しい発見が述べられている...
...人間精神の地下水的意味に於ける遍漫疏通の強力な照応であって...
高村光太郎 「永遠の感覚」
...その量対時間関係が「油かすりて」欠乏する感じに照応するのである...
寺田寅彦 「連句雑俎」
...相照応せざるを得ないものなのである...
戸坂潤 「科学論」
...そうした云わば任意の断片的な実在部分に照応する反映が単に所謂知識(Wissen)と呼ばれるものだ...
戸坂潤 「科学論」
...実は実在乃至対象そのものの根本性質に照応するものでしかなかった...
戸坂潤 「科学論」
...之は全く学生――このインテリゲンチャ代表者――の知能技術の低能化に照応する一現象に外ならない...
戸坂潤 「技術の哲学」
...そこでも矢張り世界観と方法(ここでは科学的方法)との一応の区別が之に照応している...
戸坂潤 「思想としての文学」
...当時(十七世紀)の科学の水準に照応して...
戸坂潤 「辞典」
...近代的戦争も単にこれに照応して...
戸坂潤 「戦争ジャーナリスト論」
...処でこの家族主義的原始化に照応する神秘主義は...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...丁度軍部団自身が日本主義的軍国意識の主体であったのに照応して...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...実在たるリアリティーに対応照応するリアリティーが認識の内に再現するならば...
戸坂潤 「認識論とは何か」
...それは社会の矛盾による進展という論理的な本質に照応するからのことだ...
戸坂潤 「認識論とは何か」
...無限に照応しあうので...
久生十蘭 「泡沫の記」
...青銅の緑と大斗(たいと)の朱と照応して虹のような美しい光を空に放っている...
久生十蘭 「新西遊記」
...それほど旧式な山の湯の光景が第一句の雪深きに照応して分るのである...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...発句に照応して反古ならぬとは言ひたり...
正岡子規 「俳諧大要」
...仮面という非現実なものの表現とは全然照応しない事になる...
夢野久作 「能とは何か」
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