...彼は学問の分野において無類の才能を持っている...
...彼女の美しさは無類で、周りの誰もが彼女に注目していた...
...彼の料理の腕前は無類で、お店にはいつも行列ができている...
...彼の功績は無類で、多くの人々から尊敬されている...
...彼の運動能力は無類で、何でもこなすことができる...
...馬に乘つた姿勢の立派な事は實に無類で行逢つたら振り返つて見ないものはない位である...
伊藤左千夫 「古代之少女」
...蚊の多いことは無類で...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...この作は三年間も掛かったのでその気の長いことは無類で...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...形や色の無類の美しさを感激を以て語った...
高村光太郎 「智恵子の半生」
...詩人では千家元麿氏の首に無類な先天の美がある...
高村光太郎 「人の首」
...征伐せずには置けぬ醜怪極惡無類の人間として...
太宰治 「お伽草紙」
...笑顔の醜怪なる事無類なり...
太宰治 「花吹雪」
...葬式は無類の好天氣の二十六日に東北學院教會堂で嚴肅に執行されました...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...実用無類の意味で...
中里介山 「大菩薩峠」
...身体が弱い上に無類の弱気で...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...英子さんの旦那さんは大工さんだが無類にいいひとなり...
林芙美子 「新版 放浪記」
...無類のあざやかさで流れだしてきた...
久生十蘭 「あなたも私も」
...無類の忠誠の士なりと...
久生十蘭 「鈴木主水」
...世界中の人間が誰一人予期さえもしなかった「日本人の無類の南極探検」の三つがそれなので...
久生十蘭 「南極記」
...説明も亦(また)珍無類である...
二葉亭四迷 「露都雑記」
...しかも(学問はそれほどでないにしても)それらの武芸は無類の腕で...
山本周五郎 「雪の上の霜」
...カタミ送りの十郎は無類の出来で団十郎の五郎もたじたじであった...
山本笑月 「明治世相百話」
...山陰無類の腰抜け者と言われた新九郎が...
吉川英治 「剣難女難」
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