...彼は無知無学で、社会常識が全くない...
...試験前に全く勉強しなくて無知無学のまま試験に臨んだ...
...無知無学な私にも分かるほどの簡単な問題だった...
...無知無学だと周りに迷惑をかけることが多い...
...将来を見据えた上で、無知無学なままではいられないと思った...
...それから後(のち)といふもの、野尻氏は公園をぶらつく度に、方々から頻りと月の出を調べてみたが、無学なお月様は、仲麿の歌なぞに頓着なく、いつも外(そ)つ方(ぽう)から珈琲皿のやうな円い顔をによつきりと覗(のぞ)けた...
薄田泣菫 「茶話」
...このような無学のルンペン詩人のうろついているうちは日本は決して文明国とは言えない...
太宰治 「男女同権」
...(付記) このわずかな紙面の上に表題のごとき重大な問題を取り扱おうという大胆な所業はおそらく自分のごとき無学なる門外漢の好事者にのみ許された特権であろう...
寺田寅彦 「俳諧の本質的概論」
...彼等の多くは無学である...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...まだ無学だから」タツは自分でもツマランと思いながら...
徳永直 「工場新聞」
...その無学蒙昧なる若輩共...
中里介山 「大菩薩峠」
...常に自分の無学を悲しみ...
萩原朔太郎 「小泉八雲の家庭生活」
...しかし少くもこの胚珠の点では無学であると言われても弁解の言葉は無いであろう...
牧野富太郎 「植物記」
...享保(きょうほ)以後無学無識の徒に翫弄(がんろう)せらるるに至(いたっ)て雅語漸く消滅し俗語ますます用ゐられ...
正岡子規 「俳人蕪村」
...我々が無学の膝の上にのがれ...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...貧しき者も無学な者も...
柳宗悦 「工藝の道」
...それは無学な職人たちが...
柳宗悦 「工藝の道」
...三無学な工人に何の罪があろう...
柳宗悦 「工藝の道」
...だが彼らの無学は...
柳宗悦 「民藝四十年」
...あの無学な朝鮮の陶工たちに知的意識があったと考えることは出来ない...
柳宗悦 「民藝四十年」
...もとより無学文盲の二人の事とて...
夢野久作 「近世快人伝」
...湊屋一流の無学文盲論が舞込んで来たのでまさか議論の相手にもならず...
夢野久作 「近世快人伝」
...そうした意味以外の局部的なお叱りは単に私の無学さと...
夢野久作 「甲賀三郎氏に答う」
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