...溜り水は、濁つて、寒天には、氷結する...
レオナルド・ダ・ヴインチ Leonardo da Vinci 芥川龍之介訳 「レオナルド・ダ・ヴインチの手記」
...シナ人の心は黄河とともに濁り...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...出て行け!」義雄は自分でも濁つたやうに...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...文太郎の意識は漸く朦朧として此も夢で言つたのか現で言つたのか溷濁した其眼は覺めてゐるのか眠つてゐるのか其すら判明しなかつた...
高濱虚子 「續俳諧師」
...死魚のやうに濁つた眼であたりを見廻し...
太宰治 「お伽草紙」
...立て札なき、たった十坪の青草原を!性愛を恥じるな! 公園の噴水の傍のベンチに於ける、人の眼恥じざる清潔の抱擁(ほうよう)と、老教授R氏の閉め切りし閨の中と、その汚濁、果していずれぞや...
太宰治 「HUMAN LOST」
...ひどく濁りっぽい気持になっていた...
徳田秋声 「仮装人物」
...尚ほ黨の平和を口にして滔々たる濁流と浮沈するは頗る解す可からざるものあるに似たりされど自由黨の現状を維持するの必要最も大なるに於ては...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...尚ほ党の平和を口にして滔々たる濁流と浮沈するは頗る解す可からざるものあるに似たりされど自由党の現状を維持するの必要最も大なるに於ては...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...醜く濁ってくすんでることもあるが...
豊島与志雄 「程よい人」
...歴史の濁った角膜を切りとって...
中井正一 「映画と季感」
...言葉を濁しますものですから...
中里介山 「大菩薩峠」
...他の清濁を混じたる団子と...
夏目漱石 「虞美人草」
...その濁水のしみはエジプトの土地を離れるまで消えなかった...
野上豊一郎 「処女の木とアブ・サルガ」
...これは「くく」で濁らないのです...
橋本進吉 「古代国語の音韻に就いて」
...ライスカレーの拵え方を玉江に教えてやって下さいませんか」お登和嬢「ライスカレーには英吉利風(いぎりすふう)の澄んだのと印度風(いんどふう)の濁ったのとその外(ほか)色々の拵え方があります...
村井弦斎 「食道楽」
...どこにそんな濁った者がいるか」禰衡(ねいこう)も...
吉川英治 「三国志」
...社会と法門のあいだの混濁を泳ぎぬき...
吉川英治 「親鸞」
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