...部屋のかどになった所に折れ曲がって据(す)えてあるモロッコ皮のディワンに膝(ひざ)と膝を触れ合わさんばかり寄り添って腰をかけて...
有島武郎 「或る女」
...これは相手の身体にぴったり寄り添ってする暁団一流のサインなのだ...
海野十三 「獏鸚」
...文代さんと小林少年が付添って...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...いつでも私の霊が附き添って見ているんですから...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「魔性の女」
...木目に従って削って木目の自然に添って刀痕(とうこん)が揃ってゆくという風にするのだが...
高村光太郎 「回想録」
...外では夜に入るとともに豪雨にひどい嵐(あらし)が吹き添って来たと思われて...
近松秋江 「狂乱」
...自身付き添ってくれたが...
徳田秋声 「縮図」
...または中川の角に添って連雀町(れんじゃくちょう)の方へ抜けようが...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...鎧蔵の前の濡れ縁に寄り添って...
野村胡堂 「百唇の譜」
...重吉の左右に附添って雪の坂道をのぼりだした...
久生十蘭 「重吉漂流紀聞」
...もっているプランに添ってもバルザックが分って来たことをうれしく思って居ります...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...出来る事なら男を呼び醒(さま)してぴったり寄り添って男の体の暖(あたたま)りを...
シュニッツレル Arthur Schnitzler 森鴎外訳 「みれん」
...いつから彼女の蔭身に付添って...
夢野久作 「少女地獄」
...不意に落ちた闇の帳(とばり)……新九郎がはッとして跳びのく音に添って...
吉川英治 「剣難女難」
...附き添って行った...
吉川英治 「新書太閤記」
...「行ってくる」綺羅(きら)な狩猟扮装(かりいでたち)の良人に添って...
吉川英治 「新・水滸伝」
...樹木の間を走る男の影に添ってツツツと横歩きに追いながら...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...その駕と提灯に添ってゆく中の一人が...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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