「淡」の意味
あっさりしている
小説での「淡」の使い方
...淡窓(たんそう)は広瀬淡窓(ひろせたんそう)の気だった...
芥川龍之介 「子供の病気」
...先生の去就(きょしゅう)には冷淡だったと云えるかも知れない...
芥川龍之介 「毛利先生」
...水紅(とき)より淡い肉色の縮緬(ちりめん)が...
泉鏡花 「薄紅梅」
...この甲州といふ冷淡なかたきに復讐をしてやつたかのやうに氣持ちよく感じた...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...丁度軍艦淡路が坐礁している丁度真正面になるだろう」「おじさん...
海野十三 「怪塔王」
...淡い蝋燭の光に照らされて...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...「こんな淡い月の下では結構なことばかり起るものです...
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「サレーダイン公爵の罪業」
...河から夜霧が淡々(あわあわ)立ち始めていたので歩行はあまり楽ではなかった...
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「秘密の庭」
...非常に淡いものに過ぎなかった...
豊島与志雄 「或る女の手記」
...半欠けの月の淡い光りが...
豊島与志雄 「土地に還る」
...日本という庭園的の国土に生ずる秩序なき、淡泊なる、可憐なる、疲労せる生活及び思想の、弱く果敢き凡ての詩趣を説明するものであろう...
永井荷風 「妾宅」
...淡窓の方針では、詩を吟ずることを教育の上に応用して、塾生の士風を涵養(かんよう)するにこれを用いたものです――朗詠が多く入っています...
中里介山 「大菩薩峠」
...淡路屋の四方を見回らせることにしました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...俺を引留めて置くために来たのだろう」「淡路屋では」「泥棒が自分の物を盗るんだから...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...誠に淡泊なもので...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...今から二八二年前の正徳五年(1715)に発行の『倭漢三才図会(わかんさんさいずえ)』に「薄皮アリテ灰白色肉白ク頗ル麦蕈(ショウロ)ニ似タリ煮テ食ウニ味淡甘ナリ」と書かれて...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...青鈍(あおにび)色の几帳(きちょう)の感じのよい蔭(かげ)にすわっている尼君の袖口(そでぐち)の色だけにはほかの淡い色彩も混じっていた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...遠い渡殿(わたどの)に敷かれた錦(にしき)の濃淡と...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
便利!手書き漢字入力検索
