...干鱈(ひだら)のやうに乾涸(ひから)びた男まさり...
ルイ・ベルトラン Louis Bertrand 上田敏訳 「五本の指」
...カサカサと乾涸(ひか)らびた微かな音を立てゝ居た...
谷崎潤一郎 「The Affair of Two Watches」
...水まで涸れてしまつた!悪夢がはてしもなくつゞく...
種田山頭火 「其中日記」
...水が涸(か)れて河床の浮きあがった小川や...
徳永直 「冬枯れ」
...遊ぶに軍費というやつが涸渇(こかつ)しているから...
中里介山 「大菩薩峠」
...固定観念が条件反射的にあるうちはまだよいが無条件反射とまでなるや芸術は涸渇する...
中原中也 「芸術論覚え書」
...古代ロプ鹹湖の涸底(こてい)は...
中谷宇吉郎 「『西遊記』の夢」
...幾日も十分な食事が取れないために乳呑兒をかかへながら妻は乳が涸れるほどの非慘さだつた...
南部修太郎 「氣質と文章」
...涙も涸(か)れそうに泣いているのです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...町役人が声を涸(か)らして追っ払っても...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...河水(かすい)の涸(か)れるのを防(ふせ)ぎます...
本多靜六 「森林と樹木と動物」
...楊州の津も見えそめて雲の峰雲の峰四沢(したく)の水の涸(か)れてより旅意二十日路(はつかぢ)の背中に立つや雲の峰のごとき皆十分の力あるを覚ゆ...
正岡子規 「俳人蕪村」
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正岡子規 「俳人蕪村」
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山川登美子・増田雅子・與謝野晶子 「恋衣」
...しかし疑いもなくそれだけ早く貯水池の水は涸れ...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...きわめて容易に涸れた井ノ頭であることを知り得るのである...
柳田國男 「地名の研究」
...この川すじの水量が最も浅く涸(か)れるのは...
吉川英治 「上杉謙信」
...涸(か)れ涸(が)れな渓流に...
吉川英治 「私本太平記」
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