...いきなり体を浮かすように後ろに反らして斧を振り上げたと思うと...
有島武郎 「カインの末裔」
...その沈んだのが下から足を浮かすやうで...
泉鏡花 「遺稿」
...その沈んだのが下から足を浮かすようで...
泉鏡花 「遺稿」
...中地村長の香料を浮かすために...
犬田卯 「瘤」
...足を浮かすやうにして私について来た...
徳田秋聲 「和解」
...私が腰を浮かすと...
外村繁 「澪標」
...そして、立上ろうと、壇へ手をついたが、腰を浮かすと、よろめいた...
直木三十五 「南国太平記」
...労力と時間とを浮かすことができる...
永井隆 「この子を残して」
...腰を浮かすだけです...
中里介山 「大菩薩峠」
...必ずしも人を浮かすときまったもんじゃないんだから...
中里介山 「大菩薩峠」
...枕から浮かすように務めながら目をけわしくして...
中島敦 「斗南先生」
...からだらしがねえ」「それは大変じゃございませんか」腰を浮かす番頭...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...からだらしがねえ」「それは大變ぢやございませんか」腰を浮かす番頭...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...離屋を拜見いたします」平次が腰を浮かすと...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...甘味にそへてさし出す茶の浮かすはお手のものと知るや知らずや...
樋口一葉 「花ごもり」
...の激声は足を浮かすばかりである...
吉川英治 「剣難女難」
...現在の足腰を浮かすまい...
吉川英治 「新書太閤記」
...『じゃ警察へ電話しましょうか――』鷺太郎が腰を浮かすと...
蘭郁二郎 「鱗粉」
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