例文・使い方一覧でみる「浅慮」の意味

...浅慮で悪うござんしたね... 浅慮で悪うござんしたねの読み方
太宰治「お伽草紙」

...」「浅慮、浅慮... 」「浅慮、浅慮の読み方
太宰治「お伽草紙」

...己（おの）れの浅慮を恨まねばならない... 己れの浅慮を恨まねばならないの読み方
谷崎潤一郎「少将滋幹の母」

...それほど彼らの野心は短見浅慮で... それほど彼らの野心は短見浅慮での読み方
ロマン・ローラン　Romain Rolland 豊島与志雄訳「ジャン・クリストフ」

...自分の手にしている事件に対してあまり深謀すぎたり浅慮すぎたりしてしくじるのだ...
エドガー・アラン・ポー　Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳「盗まれた手紙」

...……つい昨夜までは」「みなわたくしの浅慮（せんりょ）より求めた禍（わざわ）いというに尽きまする... ……つい昨夜までは」「みなわたくしの浅慮より求めた禍いというに尽きまするの読み方
吉川英治「黒田如水」

...「ああ浅慮（あさはか）な……」とすぐ思い返した重蔵は... 「ああ浅慮な……」とすぐ思い返した重蔵はの読み方
吉川英治「剣難女難」

...真夜中もかまわず直ぐ訪れようなんて……どうもそういう浅慮（あさはか）では案じられてならん」雲長は... 真夜中もかまわず直ぐ訪れようなんて……どうもそういう浅慮では案じられてならん」雲長はの読み方
吉川英治「三国志」

...「口ほどにもない奴」と、浅慮にも、王忠は図にのって関羽を追っかけた...
吉川英治「三国志」

...きっと勝てる」浅慮にも... きっと勝てる」浅慮にもの読み方
吉川英治「三国志」

...この治郎左衛門の浅慮（あさはか）にもあったことだ... この治郎左衛門の浅慮にもあったことだの読み方
吉川英治「新書太閤記」

...浅慮（あさはか）な人々ではある」彼の説く理に抗しきれず... 浅慮な人々ではある」彼の説く理に抗しきれずの読み方
吉川英治「新書太閤記」

...あわれ浅慮（あさはか）にも... あわれ浅慮にもの読み方
吉川英治「新・水滸伝」

...なんたる浅慮（あさはか）な我意を押し通して無駄な日数を費（つい）やしたことか... なんたる浅慮な我意を押し通して無駄な日数を費やしたことかの読み方
吉川英治「新・水滸伝」

...浅慮（あさはか）な... 浅慮なの読み方
吉川英治「死んだ千鳥」

...年（とし）がいもないそちの浅慮というもの... 年がいもないそちの浅慮というものの読み方
吉川英治「梅里先生行状記」

...浅慮（あさはか）なのが分りましたから... 浅慮なのが分りましたからの読み方
吉川英治「旗岡巡査」

...浅慮（あさはか）だ... 浅慮だの読み方
吉川英治「宮本武蔵」

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